ユナイテッド・シティFC

ユナイテッド・シティFCについて

ユナイテッド・シティFC（United City Football Club）は、フィリピンの西ネグロス州バコロドを拠点とするサッカークラブです。このクラブは、2012年にバス運行会社の経営者レオ・レイ・ヤンソンによってセレス・ラサールFCとして設立され、その後クラブ名をセレス・ネグロスFCに変更しました。この名称の由来は、セレスがそのバス会社の路線名から、ネグロスが州名から、そしてラサールがバコロドにあるセント・ラサール大学から取られています。

クラブはフィリピンフットボールリーグにおいて、2017年から3年連続の優勝を果たしている実力派です。多くの選手がフィリピン代表に選出され、クラブの強さと存在感を示しています。

歴史

ユナイテッド・シティFCは、2014シーズンにユナイテッド・フットボールリーグ・ディヴィジョン2で優勝し、リーグ昇格を果たしました。また、PFF全国男子クラブ選手権では2013-14シーズンにグローバルFCとの決勝で勝利し、連覇を達成しました。さらに、UFL FAリーグカップでもグローバルFCに勝利し、AFCカップ2015のプレーオフ出場権を獲得しました。

2018年には、AFCチャンピオンズリーグの予選でミャンマーのシャン・ユナイテッドFCとオーストラリアのブリスベン・ロアーFCを破り、プレーオフに進出しましたが、中国の天津権健に敗れグループステージには進めませんでした。2020年のAFCチャンピオンズリーグ予選では再びシャン・ユナイテッドFCやタイのポートFCを下し、プレーオフに進出しましたが、日本のFC東京に敗れました。とはいえ、1月29日時点のAFCクラブランキングで25位にランクインし、ASEAN地区のクラブとしてはトップの座に立ちました。

しかし、2020年にコロナ禍による経済的な影響を受け、オーナーのヤンソンがクラブを売却することを決定します。その後、MMCスポーツアジアが新たな経営者としてクラブを引き継ぎ、そしてクラブ名をユナイテッド・シティFCに改称しました。選手たちの大多数が残留することとなり、2021年にはAFCチャンピオンズリーグに直通で参加し、グループIに組み分けされました。

タイトル

ユナイテッド・シティFCは数多くのタイトルを獲得しており、以下がその一部です：

• - ユナイテッド・フットボールリーグ・ディヴィジョン2 優勝 (1回): 2014年
• - ユナイテッド・フットボールリーグFAリーグカップ 優勝 (1回): 2014年
• - PFF全国男子クラブ選手権 優勝 (2回): 2012-13, 2013-14年
• - フィリピン・フットボールリーグ 優勝 (3回): 2017, 2018, 2019年
• - コパ・パウリーノ・アルカンタラ 優勝 (1回): 2019年

ユナイテッド・シティFCは、地元だけでなく国際的にも強力な成績を残してきた注目のサッカークラブです。

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