ヨンダー・アロンソ

ヨンダー・アロンソ

ヨンダー・アロンソ（Yonder Alonso , 1987年4月8日 - ）は、キューバ共和国ハバナ出身の元プロ野球選手。

経歴

プロ入り前

キューバのハバナで生まれ、9歳の時に家族でアメリカ合衆国のフロリダ州マイアミへ移住。2005年のMLBドラフト16巡目でミネソタ・ツインズから指名を受けるが入団せず、マイアミ大学に進学。大学では1年目からチームトップの69打点を稼ぐ活躍で、2年目はアトランティック・コースト・カンファレンスの二冠王に輝いた。

プロ入り後

2008年6月のMLBドラフト1巡目（全体7位）でシンシナティ・レッズから指名され、5年総額455万ドルで入団。
2010年9月1日にMLB初出場を果たした。

2011年は47試合に出場し、打率.330、OPS.943という好成績を記録。

2011年12月17日にトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍。
2012年はパドレスの正一塁手として155試合に出場し、打率.273、9本塁打、62打点を記録した。

2015年12月2日にオークランド・アスレチックスへ移籍。
2016年は4シーズンぶりに一塁のレギュラーとして起用され、156試合に出場した。
2017年は前半戦だけでキャリアハイの20本塁打を記録し、オールスターに初選出された。

2017年8月6日にシアトル・マリナーズに移籍。アスレチックスとマリナーズの2球団で合計142試合に出場し、打率.266、28本塁打、67打点を記録。

2017年12月23日にクリーブランド・インディアンスと2年契約を結んだ。
2018年は145試合に出場して打率.250、23本塁打、83打点を記録した。

2018年12月15日にシカゴ・ホワイトソックスへ移籍。

2019年7月12日にコロラド・ロッキーズと契約。7月23日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入り。打率.199ながらも10本塁打を放ち、メジャー通算100本塁打を達成した。

2020年2月14日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約。
その後、8月11日に金銭トレードでパドレスへ移籍。

出場機会が無いままシーズンを終え、2020年11月20日に現役引退を表明。メジャー10年間で通算872安打、打率.259、100本塁打、426打点、出塁率.332という成績を残した。

プレースタイル

1打席あたりの球数はMLB平均より少ないが、ストライクゾーン外の球に対するスイング率は低い。
本職は一塁手だが、レッズでは左翼手として出場することもあった。
2017年は「フライボール・レボリューション」を取り入れ、長打力を向上させた。

詳細情報

愛称は「ミスター305」。
同じくメジャーリーガーであるマニー・マチャドとは義理の兄弟の関係。

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2017年）
MiLBオールスター・フューチャーズゲーム選出：2回（2010年、2011年）

もう一度検索