ラスベガス (ニューメキシコ州)

ニューメキシコ州のラスベガス

ラスベガスは、アメリカ合衆国ニューメキシコ州サンミゲル郡の郡庁所在地です。この都市は、ガリナス川によって西ラスベガス（「オールドタウン」）と東ラスベガス（「ニュータウン」）に分かれており、それぞれ異なる性格と学区を持っています。2020年の国勢調査によると、人口は13,166人です。

地理

ラスベガスは、州都サンタフェから東に約100キロメートルの場所に位置しています。地理座標は、北緯35度35分49秒、西経105度13分21秒です。アメリカ合衆国国勢調査局によると、市の面積は19.5平方キロメートル（7.5平方マイル）です。

人口統計

2000年の国勢調査では、ラスベガスの人口は14,565人、5,588世帯、3,559家族でした。人口密度は1平方キロメートルあたり748.8人（1平方マイルあたり1,938.2人）でした。住宅は6,366戸で、密度は1平方キロメートルあたり327.3戸（1平方マイルあたり847.1戸）でした。

人種構成は、白人が54.21%、アフリカ系アメリカ人が0.99%、ネイティブ・アメリカンが1.96%、アジア系が0.61%、太平洋諸島系が0.10%、その他の人種が37.19%です。ヒスパニックまたはラテン系は人口の82.94%を占めています。

世帯構成は、5,588世帯のうち33.0%が18歳未満の子供を持ち、36.0%が結婚している夫婦が同居しています。21.2%が独身女性の世帯主で、36.3%が家族を持たない世帯です。全世帯の30.4%が単身世帯で、9.7%が65歳以上の一人暮らしです。平均世帯人数は2.48人で、平均家族人数は3.08人です。

年齢構成は、18歳未満が26.4%、18歳から24歳が13.3%、25歳から44歳が26.2%、45歳から64歳が21.2%、65歳以上が12.8%です。年齢の中央値は34歳です。男女比は女性100人に対して男性が90.4人、18歳未満では女性100人に対して男性は86.2人です。

世帯収入の中央値は24,214ドル、家族収入の中央値は29,797ドルです。男性の収入中央値は26,319ドル、女性の収入中央値は21,731ドルです。2000年の国勢調査による一人当たりの収入は12,619ドルで、全国平均の21,587ドルを大きく下回っています。家族の24.3%、人口の27.8%が貧困線以下で生活しており、18歳未満の35.7%、65歳以上の20.1%が貧困状態です。

教育

ラスベガスには、ニューメキシコハイランド大学が立地しています。また、近隣のモンテズマにあるUWC-USAでは、国際バカロレア資格の教師養成プログラムが開催されています。

交通

ロサンゼルスとシカゴを結ぶアムトラックのサウスウェスト・チーフ号が、アルバカーキとカンザスシティ経由でラスベガス駅に毎日1往復停車します。駅には、かつてホテルとして営業していたハーヴィ・ハウスの建物が隣接して残っています。

その他

ネバダ州のラスベガスにちなんでか、農地を利用した「牛糞カジノ」が開催されることで知られています。この牛糞カジノは、第14回アメリカ横断ウルトラクイズの優勝賞品にも選ばれました。ニューメキシコ州では賭博が禁止されているため、牛糞カジノの収益は全額州に寄付されます。

ラスベガスは、そのユニークな歴史、地理、そして文化が交差する魅力的な都市です。経済状況は厳しい側面もありますが、教育機関やユニークなイベントが存在する興味深い場所と言えるでしょう。

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