ラトゥクルーガー

ラトゥ ウィリアム クルーガー（Latu William Kruger）は、1995年10月10日に生まれた日本のラグビー選手です。

プロフィール

旧名はクロンフェルド・ウィリアム・クルーガー・ラトゥ（Kronfeld William Kruger Latu）。身長は185cm、体重は92kgで、ポジションはスタンドオフ（SO）、センター（CTB）、フルバック（FB）と複数のバックスポジションをこなせる versatile player です。愛称は「ルカ」。ラグビー一家に育ち、父のシナリ氏もかつて三洋電機（現・埼玉パナソニックワイルドナイツの前身）で活躍した元ラグビー選手です。国際的な経験も持ち、トンガサムライXVのスコッドに選出された経歴があります。

経歴

ラトゥ選手は群馬県太田市で生まれ、小学校時代をこの地で過ごしました。ラグビー選手としての才能をさらに伸ばすため、中学校および高校時代はラグビー強豪国であるニュージーランドへ留学し、ティマル・ボーイズ・ハイスクールでプレーしました。

ニュージーランドでの経験を経て日本に帰国し、2014年に大東文化大学へ進学。
大学でラグビーを続けるにあたり、当時所属を希望していたラグビー部の外国人選手登録枠に空きがなかったという背景から、日本国籍を取得しました。大東文化大学ラグビー部では、後のチームメイトとなる岡新之助タフォキタウ選手や、中川和真選手、盛田気選手らと共にプレーし、技術を磨きました。

大学卒業後の2018年、トップリーグ（当時）の名門であるパナソニック ワイルドナイツ（現・埼玉パナソニックワイルドナイツ）に加入し、プロキャリアをスタートさせました。2020年には、三菱重工相模原ダイナボアーズへ移籍。
新たなチームでの挑戦が始まり、2021年2月21日に行われたジャパンラグビートップリーグの開幕節、サントリーサンゴリアス戦に先発メンバーとして名を連ね、公式戦でのデビューを飾りました。

国際的な活動としては、2022年6月に開催されたチャリティーマッチ「ジャパンエマージングブロッサムズ対トンガサムライフィフティーン」において、トンガの伝統舞踊であるシピタウのリーダーとしてパフォーマンスを披露し、注目を集めました。

同年、三菱重工相模原ダイナボアーズを退団しました。

関連事項

ラトゥ選手に関連するチームとして、大東文化大学ラグビー部、パナソニック ワイルドナイツ（現・埼玉パナソニックワイルドナイツ）、三菱重工相模原ダイナボアーズが挙げられます。

今後のラトゥ選手のさらなる活躍が期待されます。

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