ラマン・ウェイド・ジュニア

ラモンテ・アーロン・ウェイド・ジュニア：選球眼が光るメジャーリーガー

ラモンテ・アーロン・ウェイド・ジュニア（LaMonte Aaron Wade Jr, 1994年1月1日 - ）は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身のプロ野球選手。サンフランシスコ・ジャイアンツに所属し、外野手と一塁手をこなす左投左打のプレーヤーです。

プロ入り前

セントポールズ・スクールで中等教育を受け、メリーランド大学カレッジパーク校に進学。メリーランド・テラピンズでは、1年生で一塁手、2年生以降は中堅手として活躍しました。

ミネソタ・ツインズ時代

2015年のMLBドラフト9巡目（全体260位）でミネソタ・ツインズから指名され、プロの道を歩み始めます。ルーキー級エリザベストン・ツインズでプロデビュー後、A級シーダーラピッズ・カーネルズに昇格。2016年にはA級シーダーラピッズで開幕を迎え、ミッドウェストリーグのオールスターゲームにも選出されました。その後、A+級フォートマイヤーズ・ミラクルへ昇格し、着実にステップアップ。

2017年はAA級チャッタヌーガ・ルックアウツでプレー。シーズンオフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加し、経験を積みました。2018年はAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズで開幕を迎え、6月にはAAA級ロチェスター・レッドウィングスに昇格。この年、40人枠に登録され、メジャー昇格への期待が高まります。

2019年、AAA級ロチェスターで開幕を迎え、6月27日にメジャー25人枠に追加。翌日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビューを果たしました。その後、AAA級ロチェスターへ降格、再びメジャー昇格を経験。怪我による故障者リスト入りも経験しましたが、9月にはメジャー復帰を果たし、主に外野手として先発起用されました。9月8日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャー初安打、15日の同カードでメジャー初本塁打を記録。メジャーでのシーズンを終えました。

サンフランシスコ・ジャイアンツ時代

2021年2月4日、ショーン・アンダーソンとのトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。2023年6月2日のオリオールズ戦では、ディーン・クレーマーから通算100号スプラッシュヒットを記録しました。

選手としての特徴

大学時代から選球眼に優れ、特にストライクゾーンの球をカットする技術が卓越しています。対右投手には強いものの、左投手にはやや弱いという特徴を持ちます。

ラモンテ・ウェイド・ジュニアは、着実にキャリアを積み重ね、ジャイアンツでもその才能を発揮しています。今後の更なる活躍が期待される、注目の選手です。

詳細情報

年度別打撃成績：2023年度シーズン終了時
年度別守備成績：2023年度シーズン終了時
* 背番号：30（2019年 - 2020年）、31（2021年 - ）

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