リオネル・レティジ

リオネル・レティジ

リオネル・レティジ（Lionel Letizi, 1973年5月28日 - ）は、フランス・アルプ＝マリティーム県ニース出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはゴールキーパー。

経歴

1992年、レティジはOGCニースでプロとしてのキャリアをスタートさせました。1994年にはディヴィジオン・ドゥ（フランス2部リーグ）で優勝を経験し、その才能を高く評価されました。その後、FCメスを経て、2000年に名門パリ・サンジェルマンFC（PSG）へ移籍。

PSGでは、1年目はレギュラーとして活躍したものの、翌年以降はジェローム・アロンゾとのポジション争いが激化し、必ずしもレギュラーを確保できたわけではありませんでした。しかし、その高い技術と経験でチームに貢献し続けました。

2006年、PSGがFCナントからミカエル・ランドローを獲得したことで、レティジは出場機会が減少することを懸念し、2007年1月に契約満了を機にスコットランドのレンジャーズFCへ移籍を決断しました。当時、レンジャーズFCの監督を務めていたのはポール・ル・グエンでした。

しかし、監督交代もあり、レティジはわずか半年でプロキャリアをスタートさせたOGCニースに復帰。ウーゴ・ロリスの控えとして1シーズン半を過ごしました。2008-09シーズンでは、開幕当初はダビド・オスピナとのポジション争いに勝利したものの、その後は再び控えに回ることが多くなりました。現役時代は、そのリーダーシップを買われ、キャプテンを務めることもありました。

2010-11シーズンを最後に、レティジは現役を引退。2012-13シーズンからは、古巣であるニースのGKコーチとして、当時の監督クロード・ピュエルによって招聘されました。指導者としての新たなキャリアをスタートさせています。

代表歴

レティジは、フランス代表としても国際舞台で活躍しました。南アフリカ戦でフランス代表デビューを飾り、U-21フランス代表としては、1996年のUEFA U-21欧州選手権やアトランタオリンピックに出場しました。

人物

レティジの父であるアランも、プロのゴールキーパーとして活躍した選手であり、現役時代はASカンヌに在籍していました。親子二代にわたるプロのゴールキーパーという、サッカー一家の出身です。

タイトル

ニース

ディヴィジオン・ドゥ: 1993-94

PSG

クープ・ドゥ・フランス: 2004, 2006

外部リンク

Lionel Létizi - player profile Transfermarkt
Lionel Létizi - manager profile Transfermarkt

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