リック・オースチン

リック・ジェラルド・オースチン（Rick Gerald Austin、1946年10月27日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身の元プロ野球選手（投手）です。

選手としての特徴

オーソドックスな左腕投手で、持ち味はその速球でした。それに加えて、スライダー、シュート、カーブ、チェンジアップなど、多彩な変化球を織り交ぜる投球スタイルが特徴でした。制球力に課題はあったものの、その球威は相手打者にとって脅威でした。

経歴

1965年にデトロイト・タイガースからMLBドラフト22巡目で指名を受けましたが、契約には至りませんでした。その後、1967年にピッツバーグ・パイレーツから7巡目、1968年1月にはセントルイス・カージナルスから3巡目で指名を受けましたが、いずれも契約には至らず。1968年6月にクリーブランド・インディアンスからドラフト1巡目で指名を受け、入団しました。ちなみに、ワシントン州立大学在学中には完全試合を達成しています。

1970年にMLBデビューを飾り、2回目の登板となった6月27日の対デトロイト・タイガース戦で完封勝利を記録しました。しかし、その後はなかなか勝ち星に恵まれず、1974年には日本のプロ野球、阪急ブレーブスでプレーしました。阪急では、球威はあったものの制球難が露呈し、同年限りで退団しました。翌年からはミルウォーキー・ブルワーズで2年間プレーし、現役を引退しました。

詳細情報

年度別投手成績は以下の通りです。

（年度別投手成績は省略）

「-」は記録なし

背番号
33 （1970年 - 1971年）
19 （1974年）
36 （1975年）
43 （1976年）

関連項目

オリックス・バファローズの選手一覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
Baseball-Reference (Register)
個人年度別成績 リック・オースチン - NPB.jp 日本野球機構

もう一度検索