リトアニア・ブシドー協会

リトアニア・ブシドー協会（Lietuvos Bušido federacija / Lithuania Bushido Federation）は、リトアニアを拠点とする総合格闘技・キックボクシング団体です。リングス・リトアニア、修斗リトアニア、Bushido FCという名称でも活動しています。

概要

1991年、リトアニア国内で「BUSHIDO」というテレビ番組が放送開始され、格闘技人気に火をつけました。特に、UWFインターナショナルの試合が放送されたことで、エースであった高田延彦はリトアニアで高い人気を得て、格闘技ファン層の拡大に貢献しました。

1999年、前田日明が主宰するリングス・ネットワークの一員として、軍人のドナタス・シマネイティスが「リトアニア・ブシドー協会（リングス・リトアニア）」を設立しました。リングスは国際的な格闘技ネットワークを構築しており、リトアニア支部はその一翼を担いました。

2002年2月にリングスが日本での活動を停止した後も、リトアニア・ブシドー協会は独自の路線を歩み、リングス・ネットワークの中で最大の活動規模を誇っていました。その後、修斗に加盟し、修斗リトアニアへと組織を改編しました。この動きは、総合格闘技のルールの国際標準化に沿ったものと考えられます。

2005年には、アイルランドに「BUSHIDO RINGS IRELAND」という支部を設立し、国際的な活動をさらに展開しました。同年3月12日には、アイルランドで旗揚げ戦を開催し、ヨーロッパにおける格闘技イベントの活性化に貢献しました。

2015年には、日本の格闘技イベント「RIZIN」に、欧州ライトヘビー級王者であるテオドラス・オークストリスを派遣しました。この派遣は、リトアニアの格闘家が国際的な舞台で活躍する機会を広げるとともに、リトアニア・ブシドー協会の存在感を高めることにも繋がりました。

主な所属選手

エギリウス・ヴァラビーチェス
レミギウス・モリカビュチス
エリカス・ペトライティス
ケスタティス・スミルノヴァス
ダリウス・スクリアウディス
ミンダウガス・スミルノヴァス
アンタナス・ジャズビュティス
ローカス・スタンブラウカス
タデウサス・チロディンスキス
ミンダウガス・クリカウスカス
ヴァルダス・ポチェビチェス
ペトラス・モリカビュチス
テオドラス・オークストリス

外部リンク

公式サイト
Tapology 大会データ
SHERDOG 大会データ

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