リード・ジョンソン

リード・キャメロン・ジョンソン

リード・キャメロン・ジョンソン（Reed Cameron Johnson, 1976年12月8日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド出身の元プロ野球選手。
右投右打の外野手として、MLBの複数球団で活躍しました。

経歴

トロント・ブルージェイズ時代

1999年のMLBドラフトで、トロント・ブルージェイズから17巡目（全体523位）で指名され、プロ入り。
メジャーデビューは2003年と時間を要しましたが、デビュー後は主にトップバッターとして起用され、シーズン終盤まで3割近い打率を維持しました。
2004年も1番打者として起用されましたが、選球眼に課題があり、四球を選べないことから打順が変更となりました。
2005年は、チーム内の他の選手のポジションとの兼ね合いでレギュラーを外れるも、控えとしては十分な働きを見せました。
2006年も控えとしての起用が中心でしたが、開幕から好調を維持し、最終的に3割を超える打率を記録しました。
2008年3月23日に、シャノン・スチュワートをロースターに入れるために解雇されました。

シカゴ・カブス時代

2008年3月25日にシカゴ・カブスと1年契約を交わし入団。
同年6月13日のブルージェイズ戦で、代打で登場した際には、トロントのファンと選手からスタンディングオベーションで迎えられました。
2009年11月5日にFAとなりました。

ロサンゼルス・ドジャース時代

2010年2月1日にロサンゼルス・ドジャースと1年契約を結びました。
同年11月5日にFAとなりました。

シカゴ・カブス復帰

2011年1月12日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、2年ぶりに古巣に復帰。メジャー昇格を果たし、第4の外野手として3割を超える打率を残しました。
同年10月30日にFAとなりましたが、12月21日にカブスと1年115万ドルで再契約しました。

アトランタ・ブレーブス時代

2012年7月30日に、アローディス・ビスカイーノ、ジェイ・チャップマンとのトレードで、ポール・マホームと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍。
同年10月29日にFAとなりましたが、12月6日に1年160万ドル（2年目はオプション）でのブレーブス残留が決まりました。
2013年11月4日に球団がオプションを破棄したため、FAとなりました。

マイアミ・マーリンズ時代

2014年1月31日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結びました。
同年3月30日にマーリンズとメジャー契約を結びました。

ワシントン・ナショナルズ時代

2015年2月17日にマーリンズとマイナー契約で再契約を結びましたが、3月30日に自由契約となりました。
その翌日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、4月5日にメジャー契約を結び25人枠に入りました。
同年4月28日のブレーブス戦で代打で出場し二塁打を打った際に左脹脛の張りを訴え代走を送られました。
翌29日に15日間の故障者リスト入りし、その後脚の手術を受けることになり、6月26日に60日間の故障者リストに移行しました。
9月26日に復帰しましたが、17試合の出場で打率.227の成績にとどまりました。
10月5日にFAとなり、翌6日にマイナー契約でナショナルズと再契約しました。

プレースタイル

持ち前の打撃センスを生かしたバッティングと、堅実な守備が持ち味。外野のユーティリティプレイヤーとして、チームに貢献しました。

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