リーヴズ・アイズ

リーヴズ・アイズ (Leaves' Eyes)

リーヴズ・アイズは、2003年に結成されたドイツのゴシック/シンフォニックメタルバンドです。メンバーには女性ボーカリストが在籍しており、主に北欧神話やヴァイキングの歴史をテーマにした独特の音楽スタイルを持っています。バンドの音楽には、ゴシックメタルのダークさとシンフォニックメタルの壮大さが融合しており、リスナーに深い感動を与えます。

歴史

リーヴズ・アイズは、もともと「シアター・オヴ・トラジディー」でボーカリストを務めたリヴ・クリスティンと、彼女の夫であるアレクサンダー・クルルが主導するバンド「アトロシティ」のメンバーたちによって結成されました。彼らの音楽は、ゴシックメタルのスタイルを基盤にしつつ、リヴが描く祖国ノルウェーの歴史的背景や風景を取り入れることで、フォークメタル的な要素も感じられます。

バンドの2枚目のアルバム『Vinland Saga』は、ヴァイキングの探検家レイフ・エリクソンの冒険を描いたコンセプトアルバムであり、これにより彼らは多くの支持を集めました。音楽と物語性が融合したこの作品は、ジャンルを超えた新しい試みとして高く評価されています。

2016年、リヴ・クリスティンはアレクサンダーとの関係を終えた後、ツアー中にバンドを脱退します。このとき、フィンランドのメロディックメタルバンド「enkElination」のボーカリストエリナ・シーララが後任として加入しました。新しいメンバーの加入後、彼らは2018年に7枚目のアルバム『Sign of the Dragonhead』をリリースしました。

メンバー

現メンバーは以下の通りです：

• - エリナ・シーララ (ボーカル, 2016年～)

- フィンランド出身。

• - アレクサンダー・クルル (キーボード/ボーカル, 2003年～)

- 元妻はリヴ・クリスティン。

• - トーステン・バウアー (ギター/ベース, 2003年～)
• - ヨリス・ナイエンハンス (ドラム, 2013年～)
• - ミッキー・リヒター (ギター, 2019年～)

旧メンバーにはリヴ・クリスティンや他の数名のメンバーが在籍しており、彼らの影響もまた重要な役割を果たしていました。

作品

リーヴズ・アイズのディスコグラフィーには、多くのスタジオアルバムが含まれています。

• - Lovelorn (2004年)
• - Vinland Saga (2005年)
• - Njord (2009年)
• - Meredead (2011年)
• - Symphonies of the Night (2013年)
• - King of Kings (2015年)
• - Sign of the Dragonhead (2018年)

彼らはまた、いくつかのライブアルバムやシングルもリリースしており、特に2009年にリリースされた『We Came with the Northern Winds: En Saga i Belgia』は高い評価を受けました。

リーヴズ・アイズは、音楽の面だけでなく、視覚的な表現やテーマの緻密さにおいても魅力的なバンドであり、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。

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