ルイス・メディーナ (内野手)

ルイス・メイン・メディーナは、1963年3月26日生まれ、カリフォルニア州出身の元プロ野球選手（内野手）です。左投右打で、主に一塁手として活躍しました。

アリゾナ州立大学を経て、1985年のMLBドラフト9巡目でクリーブランド・インディアンスに入団し、1988年9月2日にメジャーデビューを果たしました。その後、1993年に広島東洋カープに入団しました。

広島東洋カープでの活躍と挫折

1993年のオープン戦では三冠王を獲得する活躍を見せましたが、4月13日の対横浜戦で一塁へ帰塁する際に右肩を負傷し、右肩関節内骨折と診断され、シーズン初年度はわずか3試合の出場に終わりました。

1994年は主に五番・一塁手として出場し、7月には月間MVPを獲得するなど、その実力を発揮しました。この活躍により、年俸65万ドル（推定、当時のレートで約6,500万円）で契約を更改しています。

しかし、1995年は腰痛の影響で出遅れ、思うような活躍ができず、8月5日の対ヤクルト戦が最後の出場となり、同年で退団しました。

引退後

引退後は、カンザスシティ・ロイヤルズのGM補佐として、チームの運営に携わっています。

プレースタイルと評価

メディーナは、打撃と守備の両面で高い能力を持っていました。広島時代には、その一塁守備のうまさから、同僚の野村謙二郎がゴールデングラブ賞を受賞できたと語られるほどです。

詳細情報
表彰
月間MVP：1回（1994年7月）
背番号
29 （1988年 - 1989年）
23 （1991年）
57 （1993年 - 1995年）

エピソード
広島時代の同僚、野村謙二郎はメディーナの一塁守備が非常に上手かったため、自身がゴールデングラブ賞を受賞できたと述懐しています。

メジャーリーグでの経験と、広島での活躍、そして現在のGM補佐としての活動を通して、野球界に貢献し続けています。

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