ルーク・リドナー

ルーク・リドナー

ルーカス・ロビン・リドナー（Lucas Robin Ridnour、1981年2月13日 - ）は、アメリカ合衆国アイダホ州出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションはポイントガードで、その頭脳的なプレーと正確な技術でNBAファンを魅了しました。

経歴

大学時代

オレゴン大学に進学したリドナーは、NCAAトーナメントに2度出場。2002年には準々決勝まで進出しました。大学では、218アシストのチームシーズン記録、62連続フリースロー成功のカンファレンス記録を樹立。1試合平均19.7得点、6.6アシストという素晴らしい成績を残し、パシフィック12カンファレンスの最優秀選手に選ばれました。

NBA時代

シアトル・スーパーソニックス

大学在学中にアーリーエントリーし、2003年のNBAドラフトでシアトル・スーパーソニックスから全体14位指名を受けてNBA入りを果たしました。ルーキーシーズンは出場機会が限られていましたが、2年目にはスターターの座を獲得し、全82試合に出場。大きく成長し、2005年のNBAオールスターゲームのルーキーチャレンジ、スキルズチャレンジにも出場しました。3年目もアシスト数を伸ばすなど、チームを支える存在として活躍しました。

その後

2008年にミルウォーキー・バックスへ移籍後、ミネソタ・ティンバーウルブズ、再びミルウォーキー・バックス、シャーロット・ボブキャッツ、オーランド・マジックと渡り歩きました。

4度のトレード

2015年には、1週間の間に4度もトレードされるという異例の事態を経験。メンフィス・グリズリーズ、シャーロット・ホーネッツ、オクラホマシティ・サンダー、トロント・ラプターズへと、たらい回しにされた後、解雇されました。その後、2015-16シーズンはプレーしないことを表明。

引退

2016年6月22日、正式に現役引退を発表しました。

プレースタイル

リドナーは、頭脳的なプレーと正確なパス、ドリブルを持ち味とするポイントガードでした。ジョン・ストックトンやスティーブ・ナッシュと比較されることもあり、何よりもチーム第一の献身的なプレーぶりは高く評価されていました。

特技

バスケットボールの合間に続けていたテニスはプロ級の腕前で、高校時代には全米ランキング一桁にランクインしたこともあります。

NBA スタッツ

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