レウリー・ガルシア

レウリー・ガルシア：ドミニカ共和国が生んだユーティリティー・プレイヤー

レウリー・ガルシア（Leury García）は、1991年3月18日生まれ、ドミニカ共和国サンティアゴ州出身のプロ野球選手です。右投両打で、内外野をこなすユーティリティープレイヤーとして活躍しています。愛称は「エル・モジェート（El Molleto）」。

プロ入りとレンジャーズ時代

2007年12月5日にテキサス・レンジャーズと契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2008年にはルーキー級のアリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビューを果たし、2012年にはAA級まで昇格。同年オフには40人枠入りを果たし、メジャー昇格への期待が高まりました。

2013年には、第3回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のドミニカ共和国代表に選出され、見事優勝を経験。同年、レンジャーズでメジャーデビューを果たしましたが、打率が伸び悩み、AAA級への降格も経験しました。

ホワイトソックス時代

2013年8月、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍。2014年には74試合に出場し、メジャー初本塁打を記録しました。内外野の複数のポジションをこなしましたが、打率は低迷。2015年、2016年もAAA級でのプレーが中心となりましたが、メジャー昇格も果たしています。

2017年4月15日の試合では、アビサイル・ガルシア、ウィリー・ガルシアと共に先発出場し、MLB史上初の同じ姓の選手が3人先発出場という珍しい記録を作りました。

2018年以降は、出場機会を増やし、2019年には140試合に出場。打率.279、8本塁打、40打点、15盗塁とキャリアハイの成績を残しました。2021年オフにFAとなりましたが、ホワイトソックスと3年契約で再契約を結び、チームからの信頼の厚さを示しました。

プレースタイル

ガルシアは、内外野を問わず複数のポジションを高いレベルでこなせるユーティリティー性が最大の魅力です。俊足を生かした走塁も武器であり、スイッチヒッターである点も、起用の幅を広げています。

長打力はそれほど高くありませんが、確実性の高い打撃でチームに貢献する、いぶし銀のような存在と言えるでしょう。

年度別打撃成績

（年度別打撃成績は省略。詳細情報に記載されているため）

年度別守備成績

（年度別守備成績は省略。詳細情報に記載されているため）

レウリー・ガルシアは、そのユーティリティー性と献身的なプレーで、チームに貢献し続ける選手として、これからも注目を集めることでしょう。

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