レオン・マックファーデン

レオン・マックファーデンは、1944年4月26日生まれ、アメリカ合衆国アーカンソー州出身の元プロ野球選手です。外野手、内野手として活躍し、右投右打でした。

1972年に阪神タイガースに入団。身長190cm近い恵まれた体格の黒人選手で、その最大の魅力は俊足でした。シーズン当初はスタメンを外れることが多かったものの、シーズン後半からはその走力を活かして、たびたびスターティングメンバーに名を連ねるようになりました。

しかし、同年オフに年俸交渉が難航し、日本プロ野球史上初の参稼報酬調停を申請するという異例の事態に発展。翌年も来日しましたが、結局契約を更改することなく帰国しました。この一連の騒動は、当時のプロ野球界に大きな波紋を広げました。

その後、1975年にメキシカンリーグでプレーしたのを最後に現役を引退しました。日本でのプレー期間は短かったものの、その強烈な個性と異例の退団劇は、ファンの記憶に深く刻まれています。

年度別打撃成績

(データは省略)

記録

NPB
初出場：1972年4月12日、対読売ジャイアンツ1回戦（阪神甲子園球場）、5回裏に江夏豊の代打で出場
初先発出場：1972年4月13日、対読売ジャイアンツ2回戦（阪神甲子園球場）、6番・三塁手で先発出場
初本塁打：1972年7月5日、対読売ジャイアンツ12回戦（札幌市円山球場）、6回表に高橋一三からソロ

背番号

20（1968年 - 1970年）
57（1972年）

関連項目

阪神タイガースの選手一覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
* Baseball-Reference (Register)

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