レゴランド・マレーシア

レゴランド・マレーシア・リゾートについて

レゴランド・マレーシア・リゾートは、2012年9月15日にマレーシアのジョホール州イスカンダルプテリにオープンした、レゴブロックをテーマにしたテーマパークです。当初は「レゴランド・ドバイ・リゾート」に続く開園予定でしたが、計画変更により、アジア初のレゴランドとして誕生しました。

リゾートは、テーマパークに加え、シーライフセンター（水族館）、ウォーターパーク、商業施設、オフィシャルホテルなどで構成され、レゴの世界を様々な形で楽しめます。敷地内の一部には喫煙可能な場所も設けられています。

40以上ものインタラクティブな乗り物、パフォーマンス、アトラクションがあり、幅広い年齢層が楽しめるように設計されています。特に、2012年9月22日に正式オープンしたテーマパークは、510,000平方メートルの統合複合施設の中核を担っており、周辺には小売店、オフィス、ホテル、サービスアパートメントなど、経済的な活動拠点としての役割も果たしています。

レゴをテーマにしたアトラクションは、テーマパーク周辺にも拡張されており、レゴウォーターテーマパークは2013年半ばに、レゴランドホテルは2014年上半期にオープンしました。このホテルは、企業間の管理契約に基づいて建設された、アジア初のレゴホテルです。

商業施設

パークエントランス付近には、レゴグッズを販売する「レゴ・ビギニング」や、レゴをテーマにしたカフェ「ザ・カフェ」があり、レゴランド・インフォメーションセンターも併設されています。

レゴランド・マレーシアのテーマパーク建設には7億2,000万リンギット、レゴランドホテル建設には1.9億リンギットの費用が投じられました。

リゾート内のレストランではハラール認証を受けた食品のみが提供されており、地元や海外の様々な料理を安心して楽しむことができます。

開業当初、年間150万人の訪問者と1億リンギット以上の収益を目標に掲げていました。

テーマエリア

レゴランド・マレーシアには、それぞれ異なるテーマを持つ7つのエリアがあります。

レゴ・ニンジャ・ワールド: ニンジャをテーマにしたエリアで、3Dメガネをかけて楽しむアトラクション「レゴ・ニンジャ・ザ・ライド」があります。
イマジネーション・エリア: カラフルな乗り物が豊富なエリアです。
ミニランド: 東南アジア、インド、中国などの有名な観光地をレゴで再現したミニチュアの世界です。
レゴ・テクニック: レゴでできたアルベルト・アインシュタインの顔がシンボルで、ワークショップのあるレゴ・アカデミーや、2人乗りのアトラクション「ウェーブ・レーサー」があります。
レゴ・キングダム: 城やジェットコースターなど、遊園地のような雰囲気のエリアです。
ランド・オブ・アドベンチャー: 急流すべりなど、水しぶきを浴びながら楽しめるアトラクションがあります。
レゴ・シティ: 自動車教習所や消防署など、子供向けの体験型アトラクションがあるエリアです。
スター・ウォーズ・エリア: 映画『スター・ウォーズ』をテーマにした屋内エリアで、レゴで作られたミレニアム・ファルコンやキャラクターを見ることができます。このエリアは、レゴ社がルーカスフィルムと個別に契約しているため、ディズニー社による買収以前から展開されています。

営業について

レゴランド・マレーシア・リゾートは基本的に年中無休で営業しています。

シーライフセンター

リゾート内にある水族館で、レゴをテーマにした内装が特徴です。

レイアウト

メインエントランスから始まるレゴランドの景観は、伝統的なレゴランドの雰囲気を楽しめます。最大のレゴ製品小売店である「ザ・ビッグショップ」や、その他のアメニティも利用できます。

「イマジネーション」セクションは、エントランスエリアの左側に位置し、インタラクティブなレゴゲームを通じて、建物や車などのモデルを構築するスキルを磨くことができます。また、レゴマインドストームなどのロボットアトラクションも体験可能です。

空調完備のモノレール「スカイクルーザー」では、レゴランド複合施設の外の景色を眺めることができます。「キッズパワータワー」は、訪問者が車両の椅子をタワーまで移動させ、シートベルトを落とすことができるアトラクションです。「レゴデュプロ」ゲームルームは、2〜6歳向けのインタラクティブエリアで、ショップやレストランも併設されています。「レゴ騎士団」の庭の後ろには、王の娘が住む城があります。

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