レッド・ロシャ

エフライム・ジョセフ・"レッド"・ロシャ

エフライム・ジョセフ・"レッド"・ロシャ（Ephraim Joseph "Red" Rocha, 1923年9月18日 - 2010年2月13日）は、アメリカ合衆国のバスケットボール選手、指導者。

選手時代

ハワイ州ヒロ出身。オレゴン州立大学を経て、1947年にBAA（Basketball Association of America、NBAの前身）のセントルイス・ボンバーズに入団。その後、ボルティモア・ブレッツ、シラキュース・ナショナルズ、フォートウェイン・ピストンズでプレーした。

1950-51シーズンには、ボルティモア・ブレッツで平均13.1得点、8.0リバウンドを記録し、オールスターゲームに初選出。翌年もシラキュース・ナショナルズで平均12.9得点、8.3リバウンドをあげ、2年連続でオールスターに選ばれた。

1955年には、ドルフ・シェイズやポール・シーモアらと共にシラキュース・ナショナルズのNBA初優勝に貢献した。

1956年にフォートウェイン・ピストンズに移籍し、1シーズンプレーした後、現役を引退。BAA及びNBAでの通算成績は、586試合に出場、6,362得点、2,747リバウンド（平均10.9得点、6.6リバウンド）。

指導者時代

引退後の1957年、ロシャは古巣のデトロイト・ピストンズのヘッドコーチに就任。約3シーズン指揮を執ったが、プレーオフではディビジョン決勝進出が最高だった。NBAでのコーチ戦績は65勝88敗（勝率.425）。

その後、1970年から1973年までハワイ大学のヘッドコーチを務め、1972年にはチーム史上初のNCAAトーナメント進出を果たした。

その他の記録

1953年のプレーオフ、ディビジョン準決勝第2戦（対ボストン・セルティックス）でポール・シーモアと共に記録した67分の出場時間は、現在もプレーオフ記録として残っている（試合は4回の延長戦の末、105-111でナショナルズが敗北）。

死去

2010年、癌のため86歳で死去。

プレースタイル

206cmの長身を生かしたセンタープレーヤーとして活躍した。

詳細なスタッツ

レギュラーシーズン

プレーオフ

コーチ戦績（NBA）

外部リンク

Basketball-Reference.com

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