レネー・アードラー

レネ・アードラー（René Adler, 1985年1月15日 - ）は、ドイツ・ライプツィヒ出身の元サッカー選手。

プロキャリア

バイヤー・レバークーゼン

2007年2月25日のシャルケ04戦でデビューを飾ると、その才能はすぐに開花し、ハンス＝イェルク・ブットからポジションを奪取。ブットをSLベンフィカへ移籍させる要因となった。2007-08シーズンには33試合、2008-09シーズンには31試合に出場し、正GKとしての地位を確立。しかし、2010年4月に肋骨を骨折。翌2011-12シーズンは開幕前に膝を負傷し、その間にベルント・レノにポジションを奪われ、シーズンを通して出場機会を得られなかった。

ハンブルガーSV

2012年7月1日、ハンブルガーSVへフリーで移籍し、5年間の契約を結んだ。この移籍はアードラーにとって再起のチャンスとなり、前年の長期離脱の影響を感じさせないハイパフォーマンスを披露。評価を再び高めた。翌シーズンも守護神として、負傷欠場時を除きほぼ全試合に出場。不安定な守備陣の中で奮闘し、2010年以来となる代表復帰を果たした。2017年5月22日、契約満了に伴い、自身のFacebookで退団を発表した。

1.FSVマインツ05

2017年6月22日、1.FSVマインツ05へフリーで移籍。2019年6月までの2年契約であった。2019年5月1日、2018-19シーズン限りでの現役引退を発表し、プロサッカー選手としてのキャリアに幕を下ろした。

代表キャリア

2008年、代表キャップを持たないながらも、UEFA欧州選手権の代表メンバーに選出。イェンス・レーマン、ロベルト・エンケと共にチームを支え、準優勝に貢献した。代表デビューは同年10月11日のロシア戦（ホーム）で、エンケが練習中に手首を骨折したアクシデントによる出場だった。このチャンスを活かし、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた。エンケ復帰後は再び控えに戻るも、2009年9月9日のアゼルバイジャン戦から再びスタメンに定着。10月10日のロシア戦（アウェー）ではビッグセーブを連発し、正GKとしての信頼を高めた。

しかし、2009年11月10日にエンケが自殺。アードラーは2010年南アフリカW杯での正GKとして期待されたが、2010年4月20日のトレーニング中に肋骨を骨折し、W杯出場を辞退。マヌエル・ノイアーが正GKとして出場することになった。その後は怪我の影響もあり代表から遠ざかっていたが、UEFA EURO 2012以降に再び招集されるようになった。しかし、南アフリカW杯以降に評価を高めたノイアーの存在もあり、出場機会は限られた。

タイトル

バイエル・レバークーゼン

リーグ最優秀GK賞: 2008

外部リンク

公式ウェブサイト (ドイツ語)
René Adler - fussballdaten.de (ドイツ語)
René Adler at transfermarkt.de (ドイツ語)
* Leverkusen who's who

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