レメキロマノラヴァ

レメキロマノラヴァ選手：華麗なるキャリアと多様な顔

レメキロマノラヴァ選手は、1989年1月20日、ニュージーランドのオークランドで生まれました。両親はトンガ出身です。177cm、92kgの恵まれた体格を活かし、ウィング、フルバックとして活躍する一方、セブンズではFWもこなすマルチな才能の持ち主です。愛称は「マノ」。

ニュージーランドから日本へ：挑戦の軌跡

ニュージーランドのリストン・カレッジ卒業後、19歳で来日。2009年、キヤノンラグビー部に入団し、トップイーストリーグで公式戦デビューを果たします。その後、マツダブルーズーマーズを経て、2014年にはHonda Heatへ加入。同年に日本国籍を取得し、アジア大会7人制日本代表として金メダル獲得に貢献するなど、日本ラグビー界に大きなインパクトを与えました。

日本代表として：輝ける舞台

2016年には、リオデジャネイロオリンピックの7人制日本代表に選出。同年、アルゼンチン戦で日本代表として初キャップを獲得します。2019年ラグビーワールドカップ、そして2023年ラグビーワールドカップ日本代表にも選出されるなど、日本代表として長く活躍。2023年10月現在、日本代表キャップ数は20となっています。

多様なチームを渡り歩き、リーダーシップを発揮

Honda Heat、宗像サニックスブルース、NECグリーンロケッツ東葛と、複数のチームを渡り歩き、2022年にはNECグリーンロケッツ東葛の主将も務めました。2024年には、4年ぶりにHonda Heatへ復帰。様々なチームで培った経験とリーダーシップは、今後の活躍にも期待が持たれます。

プライベート：家族を支える父親

2012年には日本人女性と結婚し、現在は4児の父。多忙な日々を送る中、家族を大切にしている姿は、彼の魅力の一つです。名古屋で活躍するタレント、鉄平氏は、レメキ選手の妻の姉の夫の兄という親戚関係にあります。

受賞歴：実力と人気を兼ね備えた選手

彼の活躍は、数々の賞に裏付けられています。トップリーグでは2018-19シーズンに最多トライゲッターとベストフィフティーンを受賞。リーグワンでは2023-24シーズンにDIVISION2のプレーヤー・オブ・ザ・シーズンとベストラインブレイカーを受賞するなど、高い実力を証明しています。

メディアへの露出：多方面で活躍

テレビ番組「しゃべくり007」に出演するなど、メディアにも積極的に露出しています。また、富士フイルムのCMにも出演するなど、その人気はラグビー界にとどまりません。

SNS：ファンとの交流

X（旧Twitter）とInstagramで公式アカウントを運営し、ファンとの交流を積極的に行っています。彼のSNSを通して、選手としての顔だけでなく、一人の人間としての魅力に触れることができます。

まとめ

レメキロマノラヴァ選手は、ニュージーランド生まれのトンガ系日本人として、日本ラグビー界に大きな貢献を果たした選手です。卓越したプレー、リーダーシップ、そして家族を大切にする温かい人柄、多方面での活躍と、彼の魅力は多岐に渡ります。今後の活躍にも目が離せません。

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