ロザン

ロザン - 高学歴お笑いコンビの魅力

概要

ロザンは大阪の吉本興業に所属する日本のお笑いコンビで、1996年に結成されました。メンバーの宇治原史規と菅広文は共にハイレベルな学歴を持つことで知られています。宇治原は京都大学法学部を卒業し、菅は大阪府立大学経済学部に在籍していましたが中退しています。彼らはNSCの大阪校16期および東京校1期に属し、同じ時期に芸人を目指しました。

結成の経緯

ロザンの二人は大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎で出会いました。高校1年生のときにバスケットボール部の合宿を通じて親しくなり、3年生の時に菅が宇治原に「お前と話してると楽しい、芸人にならへん？」と持ちかけたことで、コンビを結成することになりました。宇治原は現役で京都大学に合格しましたが、菅は受験に失敗しました。その後、菅は浪人生活を経て大阪府立大学に合格し、二人は共に芸人を目指すことになりました。

オーディション挑戦

彼らは初めてネタを作り上げ、1996年8月に心斎橋筋2丁目劇場で行われたオーディションに参加しました。しかし、最初はうまく行かず、何度も落選を繰り返しました。コンビ名を「ロザン」と名付ける際、菅が漫画『聖闘士星矢』の技から取ったというエピソードもあります。最終的には1年半の挑戦を経てオーディションに合格し、プロの芸人への道が開けました。

プロデビューと活動

プロデビュー後、彼らは心斎橋筋2丁目劇場を拠点に活動を続け、1998年には新人王決定戦で優勝を果たし、ファンも急増しました。1999年には新たにbaseよしもとが設立され、そこを中心に活動することになりました。彼らは高学歴タレントとしても注目を集め、受験生にとってのアイドル的存在になりました。

全国区への拡大

2004年には宇治原が京都大学を卒業し、その後も様々なクイズ番組や情報番組で活躍することになります。宇治原の知識を活かした活躍は、彼らの全国的知名度をさらに高めました。また、菅も自著を刊行するなど、個々の活動も目を引きました。

芸風と特色

ロザンの芸風は漫才とコントの両方を持ち、特に漫才では「足し算、引き算、ロザンです」といった特徴的なツカミを用いています。彼らのコントでは、宇治原の独壇場となる場合もあり、構成等に工夫を凝らしています。期限にこだわらず、ネタ作りを続け、数々の大会でも好成績を収めています。

受賞歴と活躍

2011年には国際教育学会から舘糾賞を受賞しました。それは芸人としては異例のことで、二人の教育への取り組みが評価された結果です。また、クイズ番組での活躍が続き、さまざまな分野での活躍が期待されています。

まとめ

現在のロザンは舞台やテレビ番組への出演を通じて、幅広いエンターテインメントを提供しています。彼らの独自のスタイルと高学歴というバックグラウンドは、お笑い界でも一つのブランドとなっており、今後の活動も注目です。

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