ロックン・ロール・ラブレター (曲)

ロックン・ロール・ラブレター

「ロックン・ロール・ラブレター」(Rock and Roll Love Letter)は、アメリカのシンガー[[ソングライター]]、ティム・ムーアが1976年に発表した楽曲です。彼の2枚目のアルバム『Behind the Eyes』からのセカンド・シングルとしてリリースされました。しかし、ティム・ムーア自身によるオリジナル・バージョンは、残念ながらヒットには至りませんでした。

ベイ・シティ・ローラーズによるカバー

この曲に新たな命を吹き込んだのは、スコットランド出身の人気バンド、ベイ・シティ・ローラーズでした。彼らは1976年にこの曲をカバーし、シングルとしてリリース。すると、このバージョンは瞬く間にチャートを駆け上がり、カナダで6位、アメリカ合衆国で28位を記録する大ヒットとなりました。ベイ・シティ・ローラーズのバージョンは、本国イギリスではリリースされなかったにもかかわらず、北米を中心に大きな成功を収めました。

ベイ・シティ・ローラーズ版「ロックン・ロール・ラブレター」は、1976年3月に北米限定でリリースされたアルバム『ロックン・ロール・ラブレター (Rock n' Roll Love Letter)』にいち早く収録されました。その後、同年秋にリリースされたアルバム『青春に捧げるメロディー (Dedication)』にも収録され、アルバムとともに楽曲も人気を博しました。

その他のカバー・バージョン

「ロックン・ロール・ラブレター」は、数多くのアーティストによってカバーされています。

ザ・ダーティー・エンジェルズ：1975年にアメリカでのみリリース
ティナ・アリーナ：1977年、ジョン・ボウルズとのアルバム『Tiny Tina and Little John』に収録
ザ・レコーズ：1979年にカバー。イギリスではアルバム未収録シングルとしてリリースされ、後にアルバム『Shades in Bed』のCD化の際にボーナス・トラックとして収録

日本語詞によるカバー

日本でも、「ロックン・ロール・ラブレター」は様々なアーティストによって日本語で歌われています。

ローズマリー（伊丹幸雄在籍時）：1976年、シングル「ラブ・ミー・ライク・アイ・ラブ・ユー」のB面に、岡田冨美子による訳詞で収録
ピンク・レディー：1977年1月25日リリースのデビュー・アルバム『ペッパー警部』で、岡田冨美子の訳詞でカバー
新田恵利：1988年7月21日に9枚目のシングルとして、秋元康による日本語詞のバージョン「ロックンロール・ラブレター」をリリース
高田ゆき：1991年9月21日にデビュー・シングルとして、松山慧による日本語詞のバージョン「Rock'n Roll Love Letter」をリリース

このように、「ロックン・ロール・ラブレター」は、時代を超えて様々なアーティストに愛され、歌い継がれている名曲です。

外部リンク

「ロックン・ロール・ラブレター」の歌詞 - メトロリリック
* Listen to "Rock and Roll Love Letter" (Bay City Rollers) - YouTube

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