ロナルド・ベリサリオ

ロナルド・J・ベリサリオのプロフィール

ロナルド・J・ベリサリオ（Ronald J. Belisario）は、1982年12月31日にベネズエラのマラカイで生まれたプロ野球選手で、主に投手としてプレーしてきました。右投右打の彼は、2019年時点でメキシカンリーグのユカタン・ライオンズに所属しています。

経歴

マーリンズ傘下時代

ベリサリオは1999年8月にフロリダ・マーリンズとの契約を結びました。彼のプロキャリアは2001年にルーキー級のガルフ・コーストリーグ・マーリンズでスタートし、13試合に登板して4勝6敗・防御率2.34という結果を残しました。その後、2002年にはA級ケーンカウンティ・クーガーズに移り、23試合に登板し6勝5敗・防御率3.46を記録。2003年にはA級とA+級でプレーし、オフにはメジャー契約を結びました。

2004年からはAA級カロライナ・マドキャッツでのプレーが始まりますが、その年は15試合に登板し3勝5敗・防御率5.55と振るわず。2005年からはトミー・ジョン手術により2年連続でシーズンを棒に振りました。

パイレーツ傘下時代

2006年11月、パイレーツとマイナー契約を結び、2007年はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツで19試合に登板。続いてAA級アルトゥーナ・カーブに昇格し、1勝0敗・防御率3.28を記録しました。2008年には再びAA級に戻り38試合に登板、4勝4敗9セーブ・防御率4.74とまずまずの成績を残した後、オフにはFAとなります。

ドジャース時代

2009年にロサンゼルス・ドジャースと契約し、開幕当日にメジャー契約を締結。シーズン初の登板では無失点に抑え、その後はセットアッパーに定着。しかし、相次ぐ怪我により出場を制限されることになりました。2011年にはコカインの使用が発覚し、ビザの問題で未登板ながらもシーズンを終えましたが、2012年は復帰を果たし、68試合に登板し8勝1敗・防御率2.54を記録しました。

2013年も安定した成績を残し、77試合に登板しましたが、オフにはノンテンダーFAとなります。

ホワイトソックス時代

2013年冬、シカゴ・ホワイトソックスと契約し、62試合に登板するも成績は4勝8敗と振るわず、オフに戦力外となりました。

レイズ時代

その後、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結びましたが、わずか6試合の登板後に戦力外となりました。

メキシカンリーグでの活動

2017年2月にメキシカンリーグのユカタン・ライオンズと契約し、現在も活動を続けています。

選手のスタイル

ベリサリオの強みは、タイミングの良い投球と打者に対する適切な対応力にあります。これまでのキャリアの中で多くの経験を積んできた彼は、投手としての成長を続ける姿勢を貫いています。

代表歴

彼は2013年に行われたワールド・ベースボール・クラシックでベネズエラ代表にも選出され、国を代表してプレーする機会を得ました。彼の挑戦と成長を見守る多くのファンにとって、彼の今後の活躍にも期待が寄せられています。

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