ゴスペラーズの44枚目の
シングルとして、
2013年8月28日に
キューンミュージックからリリースされたのが『ロビンソン/太陽の5人』です。この
シングルは、
ゴスペラーズにとって初のカバー両A面
シングルという点が大きな特徴です。これまでにも数多くの楽曲をカバーしてきた彼らですが、
シングルとしてカバー曲をリリースするのは今作が初めてとなります。
収録曲は2曲で、1曲目はスピッツが1995年にリリースした大ヒット曲「ロビンソン」のカバー。作詞・作曲は草野正宗氏、編曲は
ゴスペラーズと井上一平氏が担当しています。原曲の魅力を活かしつつ、
ゴスペラーズならではのハーモニーワークが光るアレンジとなっています。2曲目は、The Four Seasonsが1966年にリリースした「Working My Way Back to You」の日本語バージョンである「太陽の5人」です。作詞・作曲はデニー・ランデル氏とSandy Linzer氏、日本語詞は
山田ひろし氏、編曲は
UTA氏が担当。こちらも原曲の雰囲気を残しつつ、
ゴスペラーズの歌声によって新たな魅力が引き出されています。
また、この
シングルにはミュージックビデオも制作されており、
YouTubeで公開されています。特に「ロビンソン」のミュージックビデオは、洋風の家で撮影されたかのように見えますが、実際には本格的なサウンド環境を整えたハウススタジオに、普段のライブで使用する機材一式を運び込んで撮影されました。このスタジオライブのような臨場感あふれる映像も、この
シングルの大きな見どころの一つです。
CD
シングルの発売に先駆け、8月10日には「ロビンソン」と「太陽の5人」の
着うたが先行配信されました。これにより、ファンはCD発売前にいち早く楽曲を楽しむことができました。
この
シングルは、
ゴスペラーズの新たな一面を示すとともに、彼らの音楽的な幅広さを改めて感じさせる作品となっています。カバーという形ではありますが、
ゴスペラーズならではの解釈とアレンジによって、原曲とはまた違った魅力を引き出している点が注目されます。
収録曲詳細
1. ロビンソン [4:21]
作詞・作曲:草野正宗
編曲:
ゴスペラーズ・井上一平
スピッツが1995年にリリースした楽曲のカバー。
2. 太陽の5人 [4:12]
作詞・作曲:デニー・ランデル, Sandy Linzer
日本語詞:山田ひろし
編曲:
UTA
The Four Seasonsが1966年にリリースした「Working My Way Back to You」の日本語バージョン。
外部リンク
ロビンソン / 太陽の5人 - Sony Music