ロビン・スウィコード

ロビン・スウィコード（Robin Stender Swicord、1952年10月23日生まれ）は、アメリカ合衆国出身の才能あふれる脚本家であり、映画監督としても知られています。

彼女はサウスカロライナ州コロンビアで生まれ、フロリダ州立大学で学びました。1980年に脚本家としてデビューを果たし、その才能を早くから開花させました。特に2005年には、映画『SAYURI』で第10回サテライト賞脚色賞を受賞し、彼女の名は広く知られるようになりました。

2008年には、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の原案を担当し、第81回アカデミー脚色賞にノミネートされるという快挙を成し遂げました。この作品は、彼女の独創性と物語を紡ぐ才能を改めて証明するものとなりました。

スウィコードは脚本家としてだけでなく、映画監督としてもその手腕を発揮しています。1993年には短編映画『The Red Coat』で映画監督デビューを果たし、2007年には『ジェイン・オースティンの読書会』で長編映画監督デビューを飾りました。

彼女は、映画界の巨匠エリア・カザンの息子であり、脚本家としても活躍するニコラス・カザンと結婚しました。そして、2人の娘ゾーイ・カザンとマヤ・カザンは、それぞれ女優として活躍しており、彼女の才能は世代を超えて受け継がれています。

主な脚本担当作品

サザンクロス/偽りの暗殺計画 Cuba Crossing (1980) - 原案も兼任
シャグ Shag (1989)
The Red Coat (1993) - 短編映画、監督も兼任
若草物語 Little Women (1994) - 共同製作も兼任
太陽に抱かれて The Perez Family (1995) - 製作総指揮も兼任
マチルダ Matilda (1996) - 共同製作も兼任
プラクティカル・マジック Practical Magic (1998) - 共同製作も兼任
SAYURI Memoirs of a Geisha (2005)
ジェイン・オースティンの読書会 The Jane Austen Book Club (2007) - 監督も兼任
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 The Curious Case of Benjamin Button (2008) - 原案兼任
アイ'ム ホーム 覗く男 Wakefield (2016) - 監督も兼任
THE PROMISE/君への誓い|THE PROMISE_君への誓い The Promise (2016)
ボクらを見る目 When They See Us (2019) - リミテッドシリーズ
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語|ストーリー・オブ・マイライフ_わたしの若草物語 Little Women (2019) - 製作のみ

彼女の作品は、多様なジャンルにわたり、そのどれもが観客の心に深く残る印象的なものばかりです。ロビン・スウィコードは、これからも映画界に多大な貢献をしていくことでしょう。

もう一度検索