ロマンスは熱いうちに -The City of Romance-

「ロマンスは熱いうちに -The City of Romance-」は、日本の歌手、麻倉未稀が1984年に発表した楽曲です。同年4月15日、彼女の9枚目のシングルとして、キングレコード内のレーベル、CRYSTAL BIRDよりリリースされました。

このシングルの表題曲「ロマンスは熱いうちに -The City of Romance-」は、当時、協和発酵（現在の協和キリン株式会社）が販売していた焼酎「SUN」のコマーシャルイメージソングとして起用されました。作詞は松井五郎、作曲はいけたけし、編曲は戸塚修が担当。都会的なサウンドが特徴で、演奏時間は3分56秒です。

カップリング曲（B面曲）として収録されているのは、「ワインクーラーでもう一度」です。麻倉未稀自身が作詞、作曲を高瀬政彦、編曲を表題曲と同じく戸塚修が手掛けました。演奏時間は3分51秒です。

これらの楽曲のアルバムへの収録状況には、リリース当時のレコード（LP）とコンパクトディスク（CD）というメディアの違いによる興味深い点があります。シングル発売の約1ヶ月後、1984年5月にリリースされた麻倉未稀のアルバム『Dancin' M』では、アナログLP盤にはB面「ワインクーラーでもう一度」のみが収録され、CD版には表題曲とB面曲の両方が収録されました。表題曲「ロマンスは熱いうちに -The City of Romance-」は、さらに次のアルバム『ROMANCE』にも収められています。これは、当時の音楽メディアの移行期における、収録曲フォーマットの違いを示す一例と言えます。

同シングル収録曲の詳細は以下の通りです。

ロマンスは熱いうちに -The City of Romance-
作詞：松井五郎
作曲：いけたけし
編曲：戸塚修
演奏時間：3:56

ワインクーラーでもう一度
作詞：麻倉未稀
作曲：高瀬政彦
編曲：戸塚修
演奏時間：3:51

本シングルは、1984年の麻倉未稀の活発な音楽活動を示す一作であり、特に表題曲のCMタイアップは多くのリスナーに彼女を印象付けるきっかけとなりました。

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