ロード88 出会い路、四国へ

ロード88 出会い路、四国へ

『ロード88 出会い路、四国へ』は、大手芸能事務所アミューズの設立25周年を記念して製作された映画です。2004年秋に四国四県で先行公開された後、全国公開されました。監督は中村幻児、主演は当時新人アイドルだった村川絵梨が務めています。

ストーリー

骨髄性白血病に冒された槙村明日香は、「生きている証」を得るため、そして生き別れた母を捜すため、たった一人で四国八十八箇所を巡るお遍路の旅に出ます。そこで出会うのは、落ちぶれた芸人・佐藤勇太や、亡き娘の姿を明日香に重ねる謎の男・伴野一郎。人々との出会いを通して、明日香は心の交流を深めていきます。しかし、病魔は確実に彼女の体を蝕んでいくのでした。

キャスト

槙村明日香：村川絵梨
スケートボードに乗って四国八十八箇所を巡る女子高生。明るく前向きだが、白血病に苦しんでいます。
佐藤勇太：小倉久寛
かつては「ホタルゲンジ」というコンビで活動していたお笑い芸人。相方に見捨てられ、今はテレビ番組の企画でお遍路を巡っています。
真中涼子：須藤理彩
勇太の番組「お笑いお遍路」のAD。この番組を自身の最後の仕事と決めています。
小園崇：津田寛治
勇太の再起を願う熱血ディレクター。
明日香の母：黒田福美
明日香と生き別れた母親。再婚し、新しい家庭を築いています。
坂本：岸谷五朗
東京で伴野を捜している組織のボス。
吉川：寺脇康文
勇太の元相方。「ホタルゲンジ」解散後、売れっ子漫才師として活躍しています。
別所：新藤晴一（ポルノグラフィティ）
坂本の組織のナンバー2。冷酷な男です。
伴野一郎：長谷川初範
ある事件に巻き込まれ、指名手配されています。明日香に亡くなった娘の面影を重ね、何かと気にかけています。
伴野牧恵：川上麻衣子
伴野一郎の妹。
ハーレー乗りの遍路：ニコラス・ペタス
飛び出してきた子供を避けようとして転倒し、スケートボードを壊してしまった明日香を高知まで送り届けます。
伴野寅雄：高松英郎
伴野一郎の父。
老遍路：神山繁
田井ノ浜駅で明日香と出会います。
医師：富田靖子
松山の病院の医師。明日香を診察します。
町の巡査：三宅裕司
勇太に窃盗の疑いをかけます。

スタッフ

監督：中村幻児
脚本：梅村真也、中村幻児
撮影監督：高間賢治
音楽：遠藤浩二
原作：山名兌二
製作総指揮：大里洋吉
主題歌：「Tomorrow〜風の道標〜」BOYSTYLE
挿入歌：「Time to go」BEE-HIVE、「龍馬のように」吉野桜子、「夢は夢のままで」古瀬陽子

映画祭上映

2004年度松山映画祭オープニング上映作品

DVD

2005年4月22日にDVDが発売されました。特典映像として、メイキング、インタビュー、舞台挨拶などが収録されています。

関連事項

白血病
四国八十八箇所
えひめフィルム・コミッション

外部リンク

ロード88［出会い路、四国へ］（公式サイト）
ロード88 出会い路、四国へ - allcinema
* ロード88 出会い路、四国へ - KINENOTE

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