ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-
『ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-』は、
スクウェア・エニックスによって
2016年に配信が開始され、2021年まで続いたスマートフォン向け
ゲームです。基本プレイは無料で、アイテム課金制を採用していました。この
ゲームは、過去の名作『ヴァルキリープロファイル』シリーズの一部として位置づけられており、新たな物語が展開されています。
概要
本作は、2008年の『
ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者』以来となる新規タイトルであり、シリーズ内でも最古の時代を舞台にしています。プロデューサーにはトライエースで数多くの作品を手掛ける山岸功典が就任し、シナリオには劇作家の藤沢文翁が参加しました。音楽は桜庭統が担当しています。
ゲームのキャッチコピーは「戦乙女ヴァルキリー、始まりの物語」とされ、物語はレナスという戦乙女がエインフェリアを集めていく旅から始まります。
ゲームの魅力の一つは、150以上のキャラクターが登場する多彩なストーリーです。コラボレーションも充実しており、他の人気作品とのイベントも数多く用意されています。グラフィックも美しく、ストーリーは「読む聞く泣けるRPG」という触れ込み通り、プレイヤーの心を打つ感動的な内容が詰まっています。
登場人物
本作には多くのキャラクターが登場し、メインストーリーに影響を与えます。その中でも、以下のキャラクターが特に重要です。
神族
- - レナス・ヴァルキュリア: 本作の主人公であり、神と人間の中間に位置する戦乙女。独自の設定があり、過去作のレナスとは別の存在として描かれています。
- - オーディン: アース神族の最高神で、レナスの良き上司として描かれており、善良な性格が目立ちます。
- - ソー: 雷神として知られ、高慢さから人間らしい心を持ち始めたキャラクターです。
これらとともに、復讐を誓う少女や、自己を見失い戦う者たちなど、個々の背景をもつキャラクターたちが、感情的なドラマを生み出しています。
ストーリーとゲームプレイ
『ヴァルキリーアナトミア』は、エインフェリアと呼ばれる魂を持ったキャラクターを選定し、彼らと共に冒険していくRPGスタイルを採用しています。物語は、レナスがエインフェリアを集め、彼らの過去について探求する形で進行します。各キャラクターには独自のストーリーがあり、プレイヤーはそれを通じて彼らの運命に触れることができます。
終了とその後
残念ながら、2021年
4月27日をもってサービスは終了しましたが、
ゲームは多くのプレイヤーに感動を与え、評価されています。シナリオやキャラクターへの愛着は、今でも語り継がれています。特に、放送されたラジオ番組はファンに親しまれ、キャラクターへの理解を深めるいい機会となりました。
また、過去作品とのリンクや、多様なイベントがあったことから、すでにシリーズのファンはもちろん、新規プレイヤーにも新たな楽しみを提供していました。今後のシリーズ展開にも期待が寄せられています。