一人ぼっち (アルバム)

安倍なつみ ファーストアルバム『一人ぼっち』

2004年2月4日にリリースされた安倍なつみの1stオリジナルアルバム『一人ぼっち』は、彼女がモーニング娘。を卒業後、初のソロ活動として発表した作品です。本作は、長年グループの顔として活躍してきた彼女が、新たなステージへと踏み出す記念碑的な一枚と言えるでしょう。

アルバム内容

アルバムには、過去にモーニング娘。のメンバーとして、またはモーニング娘。在籍中に結成したユニットでメインボーカルを務めた楽曲を、新たにレコーディングした「安倍 Version」が4曲収録されています。これにより、過去の楽曲が新たな解釈で生まれ変わり、ソロアーティストとしての安倍なつみの表現力と個性が際立つ仕上がりとなっています。

また、プッチベストのみに収録されていた「トウモロコシと空と風」や、ソロデビューシングル「22歳の私」も収録されており、ファンにとっては待望の音源化となりました。

さらに、企画ユニットや別名義で参加したシングル2曲（M-11・12）がボーナストラックとして収録されており、バラエティに富んだ内容となっています。

収録曲について

アルバムの収録曲は以下の通りです。

1. 22歳の私
2. Memory 青春の光（安倍 Version）
3. 恋した女の子どすえ
4. 晴れ 雨 のち スキ ♡（安倍 Version）
5. …ひとりぼっち…
6. 黄色いお空でBOOM BOOM BOOM（安倍 Version）
7. あなた色
8. トウモロコシと空と風
9. ふるさと（安倍 Version）
10. 腕組んで帰りたい
11. 母と娘のデュエットソング / おけいさんと安倍なつみ（モーニング娘。）
12. ピ〜ヒャラ小唄 / プリンちゃん

作詞・作曲は全曲つんく♂が担当（M-11のみ作曲は小室等）。

アレンジ

編曲には、小西貴雄、前嶋康明、鈴木俊介、鈴木Daichi秀行、河野伸、高橋諭一といった豪華な面々が参加し、楽曲に多様な彩りを加えています。

参加ミュージシャン

アルバムには、数多くの著名なミュージシャンが参加しています。小西貴雄によるプログラミングやキーボード、勝浦剛のマニピュレート、朝井泰生のギター、つんく♂自身のコーラスをはじめ、CHRIS PARKER、WILL LEE、HIRAM BULLOCK、BASHIRI JOHNSONといった海外のトップミュージシャンも参加しています。また、モーニング娘。のメンバーもコーラスとして参加しており、華やかなサウンドを支えています。

まとめ

『一人ぼっち』は、安倍なつみがソロアーティストとして新たなスタートを切る上で、非常に重要な意味を持つ作品です。モーニング娘。時代からのファンはもちろん、J-POPファンにとっても聴き応えのある一枚と言えるでしょう。彼女の歌声と表現力が存分に発揮された本作は、時代を超えて愛されるべき名盤です。

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