一志嬉野インターチェンジ

一志嬉野インターチェンジについて

一志嬉野インターチェンジは、三重県松阪市嬉野一志町に位置する伊勢自動車道のインターチェンジです。このICは、旧嬉野町に属していますが、長崎自動車道の嬉野インターチェンジとの区別を考慮し、近隣の旧一志町（現在の津市一志町）と合わせて「一志嬉野」という名称が付けられました。

道路情報

一志嬉野インターチェンジは、E23伊勢自動車道に位置し、接続道路として三重県道67号一志嬉野線が利用されています。このインターチェンジは、開発インターチェンジとして全国で初めて第三セクターによって設置され、周辺の工業団地への誘致を目的として開発されました。

当初、ICは一日あたり1,300台の利用を見込んでいましたが、実際には近隣のゴルフ場利用者を中心に2,000台を大幅に上回る実績を記録しました。しかし、その後の経済の低迷により工業団地の販売が進まず、結果として第三セクター事業は解散されることとなりました。

歴史

このインターチェンジは、1996年（平成8年）3月28日に供用を開始しました。以来、地域の交通の要所として利用されてきました。

周辺施設

一志嬉野インターチェンジ周辺には、多くの施設があります。例えば、おやつカンパニー本社と井関工場が近くに位置しています。また、陸上自衛隊の久居駐屯地や屋外射撃場、JR名松線の伊勢八太駅、近畿日本鉄道の伊勢中川駅および川合高岡駅も周囲に存在しています。

料金所の概要

一志嬉野インターチェンジには、合計4つのブースからなる料金所があります。入口には、2つのブースがあり、1つはETC専用、もう1つはETCおよび一般利用者のためのレーンです。出口も同様に2つのブースがあり、こちらにもETC専用とETC/一般のレーンが設けられています。

インターチェンジの位置

伊勢自動車道の主なインターチェンジの中では、(37) 久居ICから続き、(37-1) 一志嬉野ICの後には嬉野PAが続き、その先には(38) 松阪ICがあります。これにより、交通の流れがスムーズに保たれています。

まとめ

一志嬉野インターチェンジは、三重県の交通ネットワークを支える重要な役割を果たしており、地域の経済活動を促進するための大きな要素となっています。将来的には、周辺の工業団地の開発が進むことで、さらなる利用者の増加が期待されるインターチェンジであると言えるでしょう。

もう一度検索