一番町 (八戸市)

八戸市一番町：八戸駅東口の発展と現在

一番町は、青森県八戸市の西部に位置する町丁で、八戸駅の東口に広がっています。周辺を大字尻内町に囲まれたこの地域は、八戸の玄関口として発展してきました。

概要

一番町は、ホテルや商業施設が集積するエリアであり、区画整理された街区には住宅地が広がっています。八戸地域の交通拠点である八戸駅に近接しているため、利便性が高く、多くの人が行き交う場所となっています。

歴史

一番町の歴史は、1891年の尻内駅（現在の八戸駅）開業に深く関わっています。

1889年（明治22年）：町村制施行により、尻内村などが合併し上長苗代村が発足。大字尻内となります。
1891年（明治24年）：日本鉄道青森線の尻内駅が開業。
1955年（昭和30年）：上長苗代村が八戸市に編入され、八戸市大字尻内町となります。
1969年（昭和44年）：住所変更により、八戸市大字尻内町から八戸市一番町へと変更されました。

現在に至るまで住居表示は実施されていません。

町名の由来

住所変更により「一番町」という名称になりました。

人口と世帯数

2020年（令和2年）4月30日現在のデータでは、一番町の世帯数は462世帯、人口は893人です。

交通

道路：青森県道20号八戸三沢線が地区内を通っています。
鉄道：地区内には鉄道は通っていませんが、八戸駅が隣接する大字尻内町に位置しています。

八戸駅へのアクセスが容易であり、鉄道を利用する人々にとっても便利な場所です。

施設

一番町には、様々な公共施設や商業施設があります。

公共施設
八戸地域地場産業振興センター（ユートリー）：地域の産業振興を目的とした施設です。
八戸市立上長公民館：地域住民の交流や学習の場として利用されています。
八戸駅前郵便局：郵便や金融サービスを提供しています。
公園
尻内東公園
尻内中央公園
尻内西公園
商業施設
コンフォートホテル八戸
東横イン八戸駅前
吉田屋：お土産などを販売しています。
青森みちのく銀行八戸駅前支店
岩手銀行八戸駅前支店
ニッポンレンタカー八戸駅東口
トヨタレンタカー八戸駅東口
タイムズカーレンタル八戸駅前店

これらの施設は、地域住民の生活を支えるとともに、八戸を訪れる人々にとっても重要な役割を果たしています。

まとめ

八戸市一番町は、八戸駅東口という交通の要所であり、商業施設や住宅地が共存する地域です。歴史的な背景を持ちながらも、常に変化と発展を続けています。八戸を訪れる際には、ぜひ一番町を訪れてみてください。

参考文献

広報はちのへ 第333号 八戸市 新町名は八戸市一番町

関連項目

八戸市の町・字一覧
尻内町

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