七隈駅

七隈駅について

七隈駅（ナナクマエキ）は、福岡県福岡市城南区七隈四丁目に位置する福岡市地下鉄七隈線の駅です。この駅はN07という駅番号が付与されています。駅のシンボルは、かつてのデザインを基に制作されたもので、息子であるグラフィックデザイナーの西島雅幸が手掛けたものです。シンボルには「七車（ななぐるま）」をモチーフにした7つの六角形が描かれており、地域の由来を象徴しています。また、駅の識別カラーは紫青（DIC-455）であり、賀茂駅とも共通しています。

駅の管理と業務委託

この駅は橋本駅が管理しており、業務委託を受けているのはJR九州サービスサポートです。駅業務は、かつてJR西日本福岡メンテックが受託していましたが、現在は新たな組織が業務を行っています。

歴史

七隈駅の設計は2000年4月22日に始まり、2004年12月20日に施工が完了しました。そして、2005年2月3日に開業となり、開業当初から業務委託駅として運営されています。駅は地下にあり、1面2線の島式ホームを持っています。ホーミングは城南学園通りの直下に位置しており、非常に便利な立地です。

駅構造

駅の各階の面積は、地上が108平方メートル、地下1階が3,321平方メートル、地下2階が2,426平方メートルで、広々とした空間が確保されています。利用者の目を引く「個性化壁」には、青緑色の御影石が使用されており、落ち着いた印象を与えています。このように、デザインにもこだわった構造が特徴です。

利用状況

2022年度のデータによれば、七隈駅の1日平均乗車人員は4,131人となっています。開業以来の乗車人員の推移も記録されており、多くの利用者に支持されていることが伺えます。駅周辺は、交通の便が良く、地元の人々や観光客が頻繁に利用しています。

駅周辺の環境

七隈駅の北側には福岡大学があり、学生街として人気があります。駅周辺にはアパートや居酒屋が立ち並び、学生たちの生活に密接に関連しています。また、福岡大学工学部や福岡県警察城南警察署、福岡市立七隈小学校なども近隣に位置しています。利用者にとっては、日常の買い物やレジャーに便利な環境が整っています。

周辺には、城南市民センターや福岡東洋陶磁美術館、西南杜の湖畔公園などもあり、多様な施設が利用可能です。交通面でも西鉄バスの「七隈四角」停留所が近く、利便性が高いエリアとなっています。

【隣の駅】

• - 福大前駅 (N06) - 七隈駅 (N07) - 金山駅 (N08)

このように、七隈駅は福岡市の中心地からもアクセスが良く、周辺の学生生活や文化的な交流において重要な役割を果たしています。

もう一度検索