三井アウトレットパーク 入間

三井アウトレットパーク入間は、埼玉県入間市にある三井アウトレットパーク系列のアウトレットモールです。その広大な敷地面積86,000m2、店舗面積32,000m2は国内最大級の規模を誇ります。国内外の有名ブランド181店舗、レストラン6店舗、フードコート11店舗、その他店舗6店舗の計204店舗が入居しており、そのうち44店舗が日本初出店、26店舗が関東初出店と、話題性も豊富です。

このアウトレットモールは、かつてHOYAの武蔵工場があった場所に建設されました。工場内にはクリスタルガラスのアウトレットがあり、閉鎖前には最後のセールが開催され、多くの人々が訪れました。建設にあたり、工場内にあった天皇行幸記念の2本の木はそのまま残されています。

2008年4月10日にオープンし、埼玉県内では初となるコストコホールセール入間倉庫店が隣接しています。近隣にはイオン狭山店やイオンスタイル入間といった大型商業施設もあります。

交通アクセス

西武池袋線 入間市駅からは、西武バスが運行しており、構内を経由する路線や、国道16号沿いのバス停に停車する路線が利用できます。
西武池袋線 武蔵藤沢駅からは、平日朝1便、土休日朝2便のみ直通バスが運行しています。
八高線 箱根ケ崎駅からは、入間市駅行きのバスが利用でき、三井アウトレットパークを経由します。
中央線 立川駅南口からは、季節運行の直行バスが西武バスと立川バスの共同で運行しています。
東武東上線・川越線 川越駅西口からは、大型連休時などに季節運行の直行バスが西武バス川越営業所と狭山営業所の共同で運行しています。

交通への影響

開業以来、マイカーでの来訪が多いため、休日には駐車場への入庫に1時間以上かかることがあります。この影響で、国道16号や国道463号など周辺の広範囲で渋滞が発生し、公共交通機関の路線バスも遅延することがあります。また、圏央道入間インターチェンジ出口の交差点でも渋滞が発生し、料金所が混雑することもあります。このような状況は、近隣の大型商業施設の開業時にも見られました。

渋滞は、施設を利用しないドライバーや路線バス利用者、周辺住民にも影響を及ぼしており、公共交通機関の利用促進や交通需要マネジメントによる改善が求められています。2008年のゴールデンウィークには、連日の渋滞が問題となり、報道や周辺自治体でも取り上げられました。また、渋滞を回避する車両による人身事故や、駐車場待ちによる路上駐車などの問題も発生しています。これらの問題に対して、コストコと近隣自治会との間で話し合いが行われていますが、具体的な改善策はまだ見えていません。

バスへの影響

渋滞の影響は、路線バスや観光バスの遅延にもつながっており、特に路線バスは、ダイヤ通りの運行が困難になっています。渋滞による遅延は、その後の停留所への到着時刻にも影響を与え、場合によっては臨時便を出す必要も生じています。

関連情報

運営主体：三井不動産商業マネジメント
関連施設：三井アウトレットパーク、アウトレットモール
関連企業：HOYA

外部リンク

三井アウトレットパーク 入間
街ログ（アウトレットパーク入間を動画で紹介）

もう一度検索