三浦祥朗

三浦祥朗（みうら ひろあき） - 日本の声優

概要

三浦祥朗は、1977年3月24日生まれで長野県出身の男性声優及びナレーターです。現在は青二プロダクションに所属し、数多くのアニメやゲームで声を担当しています。

経歴

三浦は3人兄弟の末っ子として生まれ、実は声優を目指していたわけではありませんでした。彼の声優への志は、中学生時代に片想いしていた女性の影響から始まります。彼女が声優志望だったため、どうにか会いたい一心から、同じ夢を追い始めることとなりました。残念ながら、その女性は声優の道を選ぶことはなく、保育士になったそうです。

アニメに興味を持ち始めた頃、特に『美少女戦士セーラームーン』や『SLAM DUNK|SLAM_DUNK』を視聴し、青二プロダクションの名前を知ります。彼がこの事務所に入所する決意を固めるきっかけとなったのは、青二塾への入塾でした。彼のキャリアを大きく変える出来事は、ゲーム『真・三國無双2』にて甘寧役を担当することでした。この役は特に多くのファンからの反響を得ることとなり、その後、台詞のある仕事が増える契機となりました。

人物・エピソード

三浦は熱血系のキャラクターを多く演じる一方、落ち着いたキャラクターもこなす多才な声優です。『ONE PIECE』のアブサロムや『VitaminX』の永田智也など、様々な役を演じ分けてきました。また、2017年4月放送のアニメ『正解するカド』で彼のアニメ初主演が実現しました。

彼の名前の「祥朗」（ひろあき）は難読であり、よく「しょうろう」、「よしあき」などと間違われることがあると言います。この名前の混乱は、あるイベントで井上喜久子が彼を紹介した際に名前を思い出せず、音読みで呼んだことが由来です。このエピソードから、自己紹介時に「みうらしょうろう」と名乗ることも増えたようです。

趣味はゲームやゴルフ、釣りなど多岐にわたっており、特に日本舞踊は青二塾での授業を通じて学びましたが、現在はあまり実践していないとのことです。また、安元洋貴から「ソウルブラザー」と呼ばれる存在であり、同期の菅沼久義とは親友と語っています。立花慎之介とも古い友人で、彼との親しさも異彩を放っています。

出演作品

三浦は数多くのアニメ、ゲームでの活躍があり、以下はその一部です。

• - テレビアニメ

- 『ONE PIECE』：アブサロム
- 『正解するカド』：真道幸路朗
- 『忍たま乱太郎』：高坂陣内左衛門
- 『キディ・ガーランド』：シュウ

• - 劇場アニメ

- 『ONE PIECE FILM Z』：名の知れた海賊
- 『機動戦士ガンダムII』：少年たち

• - ゲーム

- 『真・三國無双2』：甘寧
- 『ドラゴンボール』シリーズ：ザーボン
- 『聖闘士星矢』：キグナス氷河

このように、三浦祥朗の声優としての活動は多岐にわたり、今後もますますの活躍が期待されます。彼の声は多くのファンに愛されており、独特の魅力を持ち続けています。

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