三菱ケミカル・クリンスイ

三菱ケミカル・クリンスイ株式会社について

三菱ケミカル・クリンスイ株式会社は、東京都品川区に本社を置く、浄水器、中空糸膜、人工炭酸泉発生装置の販売を行う企業です。三菱ケミカルの100%子会社であり、グループの中核を担う存在です。社名にもなっている「クリンスイ（Cleansui）」は、同社の主力製品である浄水器のブランド名であり、その高い品質と信頼性で広く知られています。元々は三菱ケミカルの前身である三菱レイヨンから発売されたブランドです。

沿革

三菱ケミカル・クリンスイの歴史は、1983年に設立されたダイヤメラ株式会社に遡ります。当初は医療用具関連事業と浄水器の販売を主な事業としていました。その後、数度の社名変更を経て、2009年に三菱レイヨン・クリンスイ株式会社となり、現在の三菱ケミカル・クリンスイ株式会社へと至ります。

1983年4月：ダイヤメラ株式会社設立。
1985年4月：ダイヤメディックス株式会社に商号変更。
1995年10月：エムアールシー・ホームプロダクツ株式会社に商号変更。
1997年10月：本社を東京都文京区から中央区日本橋大伝馬町へ移転。
2002年2月：本社を東京都中央区日本橋小網町へ移転。
2003年10月：親会社三菱レイヨンから「クリンスイ」事業の営業機能全般を譲り受け、営業機能を統合。
2005年7月：三菱レイヨン・エンジニアリング（現・三菱ケミカルエンジニアリング）から人工炭酸泉製造装置の営業機能を譲り受ける。
2007年3月：家庭用蛇口直結型浄水器「クリンスイモノ」シリーズ発売。
2009年4月：資本金を増資し、三菱レイヨン・クリンスイ株式会社に商号変更。「クリンスイ」のCIを変更。
2011年5月：三菱化学メディア（現・三菱ケミカルメディア）との連携により、オーストラリア、ニュージーランドでの展開を開始。
2012年3月：三菱アルミニウムの子会社と共同で家庭用浄水器「クリンスイ」の展開を開始。
2012年12月：災害時備蓄用保存水「クリンスイ 長期保存水」を発売（当初は企業・自治体向け、後に一般販売も開始）。
2015年5月：親会社の三菱レイヨンから中空糸膜製品の製造・販売事業を承継。
2016年4月：浄水器の新シリーズ「Cleansui Global（クリンスイ グローバル）」を立ち上げ、1号機を発売。
2017年4月：親会社の三菱レイヨンの商号変更に伴い、三菱ケミカル・クリンスイ株式会社に商号変更。
2017年12月：日本国内の浄水器で初めてとなるIoTモデル「クリンスイ CSP801i」を発売。

主な事業内容

三菱ケミカル・クリンスイは、以下の事業を柱として展開しています。

浄水器事業: 家庭用から業務用まで、幅広いニーズに対応した浄水器製品を開発・販売しています。蛇口直結型、ポット型、据え置き型など、様々なタイプを取り揃え、人々の暮らしに安全で美味しい水を提供しています。
中空糸膜事業: 高度な技術力で製造された中空糸膜は、浄水器のフィルターとしてだけでなく、医療分野などでも幅広く活用されています。
人工炭酸泉事業: 人工炭酸泉発生装置を開発・販売し、温浴施設や医療施設などでの利用を促進しています。健康増進やリラクゼーションに貢献しています。

製品の特徴

「クリンスイ」ブランドの浄水器は、高性能フィルターによる高い浄水能力が特徴です。水道水に含まれる残留塩素や不純物を効果的に除去し、安心・安全な水を供給します。また、デザイン性にも優れており、キッチンに調和するスタイリッシュな製品が多数展開されています。近年では、IoT技術を搭載した製品も登場し、より便利で快適な水利用をサポートしています。

社会貢献

三菱ケミカル・クリンスイは、浄水器を通じて人々の健康と暮らしを支えるとともに、災害時における備蓄用保存水の提供など、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。また、環境負荷低減のための製品開発にも注力し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

関連情報

親会社：三菱ケミカル
前身企業：三菱レイヨン
主要製品：浄水器、中空糸膜、人工炭酸泉発生装置
公式サイト：家庭用・浄水器の三菱ケミカル・クリンスイ
[Facebook]]：[コップ先生 ／ Cleansui （クリンスイ）
[Instagram]]：[Cleansui
YouTube：cleansuichannel

三菱ケミカル・クリンスイは、これからも高度な技術力と革新的な製品開発を通じて、人々の生活に欠かせない「水」の安全と安心を追求し続けていきます。

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