三郷料金所

三郷料金所について

三郷料金所（みさとりょうきんじょ）は、埼玉県三郷市に位置し、常磐自動車道の本線料金所としての役割を果たしています。この料金所は、特に上下線で異なる機能を持っており、下り線では通行券を受け取り、上り線では通行料金の精算を行います。また、料金所のブース手前には、運転者の速度を抑制するための特別な舗装が施されており、三三七拍子のリズムを模した形でデザインされています。

スマートICの導入

2008年12月19日、日本初の本線料金所に直結するスマートインターチェンジが設置され、この当初は社会実験として運営されていました。その後、2009年4月1日から正式に運用開始され、自動車の通行がよりスムーズに行えるようになりました。

料金所の構成

三郷料金所には合計20のブースがあり、車両の流れに応じて様々な方向に対応しています。以下はブースの数と機能の詳細です：

• - 柏・つくば・水戸・いわき・仙台方面

- 総ブース数：7
- ETC専用：4
- ETC/一般：1
- 一般：2

• - 三郷・松戸・大泉・首都高方面

- 総ブース数：13
- ETC専用：4
- 一般：9
（最右側の2〜3ブースには建物があります）

スマートインターチェンジの機能

三郷料金所スマートインターチェンジ（SIC）は、常磐自動車道内に併設されているハーフICで、下り線の入口と上り線の出口が利用可能です。運用時間は24時間で、ETC車載器を装備した全ての車両が通行できるようになっています。

設立の歴史

• - 2008年12月19日：スマートICの社会実験がスタート。
• - 2009年4月1日：本格運用が開始される。
• - 2020年4月24日：全車種の利用制限が解除され、ETC車載器搭載のすべての車両が通行できるようになった。
• - 2020年10月23日：下り出口と上り入口の新設が計画され、新規事業化された。
• - 2024年度には、下り線出口と上り線入口が供用開始される予定です。

接続道路

三郷料金所は、E6常磐自動車道（1-1番）および埼玉県道52号越谷流山線に直接接続しています。また、近隣には三郷JCTや流山ICも存在し、交通の利便性を高めています。なお、トンネルが連続しているため、下り線（水戸・いわき方面）はこの区間において最高速度が通常時80 km/hに制限されています。

まとめ

三郷料金所は、常磐自動車道の重要なインフラとして、通行料金の精算とスマートICの役割を持つ施設です。今後のさらなる発展が期待されるポイントです。

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