三重県立こころの医療センター

三重県立こころの医療センター

三重県立こころの医療センターは、三重県津市城山1丁目にある県設置の公立精神科病院です。県内でも広く認知されており、さまざまな精神的健康のニーズに応えるために、多岐にわたる診療科が設けられています。

診療科の紹介

この医療センターでは、以下の診療科が標榜されています。

• - 内科
• - 神経科
• - 精神科
• - 歯科

また、外来診療と入院診療が行われており、特に外来では以下の専門外来が設置されています。

• - アルコール外来
• - もの忘れ外来
• - セカンドオピニオン外来
• - 母子メンタルヘルス外来

入院病棟には、精神科救急病棟、急性期治療病棟、認知症治療病棟、アルコール依存症治療病棟、ハイケア病棟、精神療養病棟、リカバリー病棟などがあり、患者一人ひとりの状態に応じた適切な治療が実施されています。

診療技術部と地域生活支援部

医療センター内には、診療技術部が設置されており、薬剤室、臨床検査室、放射線室、臨床心理室、栄養室といった専門の部門が整備されています。これにより、包括的な医療サービスが提供されており、患者の健康管理がパワーアップしています。

地域生活支援部も設けられており、地域支援室と生活支援室に分かれています。地域支援室では、医療福祉や地域連携に関する活動が行われ、生活支援室では作業療法やデイケアが提供されています。特に、アルコールデイケアやリカバリーデイケアの提供により、地域の問題にも積極的に取り組んでいます。

指定機関としての役割

三重県立こころの医療センターは、いくつかの指定機関としても機能しています。具体的には、保険医療機関、指定自立支援医療機関（精神通院医療）、生活保護法指定医療機関、労災指定病院、認知症疾患医療センターなどに認定されています。また、「三重県飲酒運転０（ゼロ）をめざす条例」指定医療機関でもあり、地域社会の安全にも寄与しています。加えて、日本精神神経学会専門医制度研修施設や日本老年精神医学会専門医制度認定施設として、専門的な教育の場も提供しています。

アクセス方法

医療センターへのアクセスは、公共交通機関や自家用車を利用することができます。

• - 公共交通機関

- JR紀勢本線の高茶屋駅から徒歩約15分です。
- 津駅東口からは、三重交通のバスがあり、警察学校行き「城山東」または「中城山」バス停で下車します。
- 近鉄名古屋線の久居駅からはタクシーで約15分かかります。

• - 自家用車

- 伊勢自動車道の久居インターから国道165号線を東へ進み、約20分で到着します。

結論

三重県立こころの医療センターは、精神的な健康を支えるための重要な役割を果たしている病院です。多様な診療科や専門外来、地域支援体制を整え、来院する患者のニーズに真摯に応えています。

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