三重県道38号伊勢大宮線

三重県道38号伊勢大宮線の詳細

三重県道38号伊勢大宮線は、伊勢市を起点にし、度会郡の大紀町へ至る重要な地方道です。この道は三重県の観光名所や地域の交通センターを繋ぐ大切な役割を果たしています。以下にその概要や特徴について詳しく説明します。

概要

伊勢市の川端町にある度会橋西詰を出発点として、宮川沿いに進むこの道は、伊勢南島線と並行して進み、度会町の中心部である棚橋まで続きます。その後、宮川の流れに沿った山の中を進んでいきます。そして中川大橋で宮川を渡り、大紀町の打見に至ります。その後、県道46号と共に藤川沿いを走り、一度は大台町の七保峠を経て再び大紀町へと戻り、最終的に国道42号との交差点である出合交差点に至ります。

路線データ

• - 起点: 三重県伊勢市川端町字山越206の1番地先（県道37号との交差点）
• - 終点: 度会郡大紀町滝原字椴木山1646番2地先（国道42号との交差点）
• - 総延長: 39.223 km

歴史

この県道は1977年に「三重県道422号滝原伊勢線」として廃止され、同年に「三重県道38号伊勢大宮線」として新たに認定されました。さらに1993年には建設省により主要地方道としての地位が付与され、現在に至ります。

路線状況

重複区間

• - 三重県道46号南島大宮大台線（大紀町打見 - 大紀町永会）

主な道路構造物

• - 中川大橋
• - 野登瀬橋
• - 西の瀬橋

利用状況

この道はさまざまな自治体を通過するため、交通量は多岐にわたります。特に観光シーズンには、伊勢神宮などの観光地に向かう車両が増加します。

通過自治体

• - 伊勢市
• - 度会郡（玉城町、度会町、大紀町）
• - 多気郡（大台町）

接続する主な路線

• - 三重県道37号鳥羽松阪線（起点）
• - 三重県道428号伊勢小俣松阪線（起点）
• - 三重県道717号岩出田丸線
• - 三重県道169号玉城南勢線（サニーロード）
• - 三重県道65号度会玉城線
• - 三重県道119号松阪度会線
• - 三重県道711号新田野原線（大紀町野原）
• - 国道42号（終点）

沿線にある施設

道沿いには、度会橋を有する三重県立南伊勢高等学校度会校舎や、度会町立度会小学校、久具都比賣神社などの文化的施設、そして行政機関や郵便局、大紀町役場などもあります。

このように、三重県道38号伊勢大宮線は地域の交通の要所であり、自然や文化の豊かな地域を結ぶ重要なルートとして機能しています。

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