三重県道57号上野名張線

三重県道57号上野名張線

概要

三重県道57号上野名張線は、三重県伊賀市から名張市へと至る重要な地方道です。この路線は、地元の交通において重要な役割を果たしており、特に名張市の中心部を通過することで、多くの施設や学校、住宅地へのアクセスを提供しています。

路線データ

• - 起点: 三重県伊賀市古郡
• - 終点: 三重県名張市黒田

歴史

この路線の歴史は1993年5月に遡り、当時の建設省（現在の国土交通省）から一般県道上神戸名張線として主要地方道に指定されました。1994年4月1日には、三重県がこの一般県道684号を廃止し、正式に主要県道57号上野名張線として認定しました。

路線状況

別名

この道路は「名張街道」としても広く知られています。伊賀市と名張市を結ぶ重要な交通路として利用されています。

バイパス

伊賀市上神戸には、2001年から進められている上野名張線バイパスがあります。このバイパスは、2本の橋を含む延長2,250m、幅員11m（車道幅6m）の計画で進められており、2015年3月には伊賀神戸橋が開通、2018年には比土から上神戸間が開通しました。

重複区間

上野名張線は名張市松崎町から名張市東町（東町交差点）にかけて、三重県道80号奈良名張線と重複しています。

主な橋梁

• - 沖津藻大橋: 名張市の夏見と平尾を結ぶ橋で、一級河川名張川に架かっています。1990年に架けられました。
• - 町田橋: 名張市蔵持町にあり、一級河川シャックリ川に架かる橋です。
• - 伊賀神戸橋: 伊賀市古郡と比土を結ぶ、上野名張線バイパスに設置されています。

地理

この路線は、主に伊賀市と名張市を通過します。

交差する道路

• - 国道422号（起点）
• - 三重県道692号滝之原美旗停車場線（名張市新田）
• - 三重県道785号山添桔梗が丘線（名張市蔵持町里）
• - 三重県道693号蔵持霧生線（名張市蔵持町里・蔵持交差点）
• - 三重県道80号奈良名張線（名張市東町・東町交差点）
• - 三重県道80号奈良名張線（名張市松崎町・松崎町交差点）
• - 国道165号（名張市黒田、終点）

沿線の施設

名張中心街を通過するため、周辺には多くの主要施設が集まっています。具体的には、近鉄大阪線の桔梗が丘駅、名張市立蔵持小学校と北中学校、美旗小学校、三重県立名張高等学校などがあります。また、名張市立美旗小学校の近くには、オークワ名張西原店やなばり自動車学校なども位置しています。また、伊賀市の神戸小学校もこの路線の近くにあります。

参考資料

本情報は『県別マップル24 三重県道路地図』（昭文社、2009年3版1刷発行）を基にしています。

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