三重県道778号中井浦九鬼線

三重県道778号中井浦九鬼線の概要

三重県道778号中井浦九鬼線は、三重県尾鷲市を貫通する一般県道です。この道路は、尾鷲市の坂場西町から九鬼町へと続き、全長は12.929キロメートルに及びます。特筆すべきは、一部区間が以前国道311号として使われていた点で、1992年に八鬼山トンネルが開通するまでの間、さまざまな交通が行われていました。

路線のデータ

この県道の起点は尾鷲市坂場西町で、1183番4地先の坂場交差点で国道42号および国道425号と交差しています。終点は尾鷲市九鬼町の字平見に位置し、ここで国道311号と接続しています。

歴史

1993年9月10日に、三重県道778号は正式に路線認定され、区域が確定しました。その後、地域の交通インフラの一部として重要な役割を果たしてきました。

路線状況と道路施設

橋梁

この県道にはいくつかの橋が存在し、地域の交通を支えています。主な橋梁としては、以下のものがあります：

• - 弥栄橋（北川、尾鷲市）
• - 八幡大橋（北川、尾鷲市）
• - 中川大橋（中川、尾鷲市）
• - 国市橋（桂谷川、尾鷲市）
• - 矢ノ川大橋（矢ノ川、尾鷲市）

これらの橋は、特に雨量の多い時期には規制がかかることがあり、安全性が確保されています。

地理的特徴

道路は坂場西町から北川に沿って尾鷲港に向かい、天満浦から尾鷲湾岸を横断しています。また、行野浦字松本から八鬼山に向かう際には、狭い山道に変わり、終点の国道311号と接続します。地形を巧みに利用したこの県道は、エリアの自然美をも楽しむことができます。

通過する自治体

三重県に属する尾鷲市を通過します。地域のお役立ちはもちろん、交通の要所ともなっています。

交差する道路と鉄道

県道778号は、紀勢本線と交差しており、これは沿線に点在する多くの施設へのアクセスを可能にしています。

沿線の主な施設

県道の沿線には、観光名所や市民の生活に密接に関連する施設が数多くあります。具体的には、以下のような場所があります：

• - 尾鷲神社
• - 尾鷲港
• - 尾鷲漁業協同組合
• - ハローワーク尾鷲
• - 尾鷲市民文化会館（せぎやまホール）
• - 三重県立熊野古道センター
• - JR東海紀勢本線 大曽根浦駅
• - 八鬼山健康とゆとりの森

これらの施設は地域住民のみならず、観光客にとっても重要な位置づけとなっています。

まとめ

三重県道778号中井浦九鬼線は、尾鷲市の重要な交通路として、歴史的背景や豊かな自然を存分に感じることのできる道路です。地域の発展を支える大切な役割を果たしており、今後も多くの人に利用されることでしょう。

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