上原大史

上原大史：WANDSの魂を受け継ぐシンガーソングライター

上原大史は、日本の音楽シーンで活躍するミュージシャン、ボーカリスト、シンガーソングライター、作詞家、作曲家、そして編曲家です。2019年からは、国民的ロックバンド・WANDSの3代目ボーカルとして活動しています。

音楽への道：幼少期から現在まで

12歳の時、ギターを手に取り、作詞作曲の世界に足を踏み入れました。独学で音楽制作技術を習得し、中学時代にはMTRやシーケンサーを使いこなすまでに。才能は早くから開花し、着実に音楽の道を歩み始めます。

WANDSのボーカルになる以前は、灰原大介名義で楽曲提供やコーラス参加など、精力的に活動していました。様々なアーティストとのコラボレーションや、自身の音楽プロジェクトへの参加を通して、音楽表現の幅を広げてきました。

2018年10月には、ライブイベント『絵と歌とダンスの競演・アートピック 琳派ROCK Part3』に出演。才能は着実に世に知れ渡り始めていました。そして同年、WANDSのプロデューサーである長戸大幸氏にその才能を見出され、WANDSの3代目ボーカルに抜擢されます。

2020年1月29日、シングル『真っ赤なLip』で待望のCDデビューを果たしました。WANDSの新たな時代を切り開き、多くのファンを魅了しています。

試練と成長：コロナ禍の経験

2021年8月、新型コロナウイルスに感染したことを公表しました。予定されていた音楽イベントへの出演をキャンセルし、ライブツアーも全公演中止という苦渋の決断を強いられました。しかし、持ち前の強い意志で克服し、同年9月には体調回復を発表。困難を乗り越え、音楽への情熱をさらに燃やしています。

音楽的影響と理念

上原大史は、サイモン＆ガーファンクルを音楽的ロールモデルとして挙げています。幼少期には兄の影響で、WANDSの第1期から第3期までの音楽を聴いて育ちました。そのため、WANDSの3代目ボーカルに抜擢された際には、複雑な心境もあったといいます。特に初代ボーカルである上杉昇さんについては、大きな敬意を抱き、その想いを常に胸に活動していることを語っています。

WANDSの新ボーカルとしてデビューが決まった後には、上杉昇さんと和久二郎さんの発声を一小節ずつ徹底的に研究しました。上杉さんのロックなギターサウンドに合う尖った声、和久さんのメタルバンドボーカルに近いハイトーンボイスを分析し、自身の歌唱スタイルに活かしています。

未来への展望

関西のインディーズバンドをはじめ、様々な音楽プロジェクトに参加してきた経験と、WANDSでの活動を通して培ってきたスキルを活かし、上原大史はこれからも音楽活動を続けていきます。彼の音楽は、多くの人々の心に響き、未来へと繋がる力強いメッセージを届けてくれることでしょう。

上原大史の今後の活躍に期待しましょう。

外部リンク

* 上原大史 (@wands_wehara) - Instagram

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