WANDS

WANDSについて

WANDS（ワンズ）は、日本の男性ロックバンドで、1991年に結成されました。所属する事務所はB ZONEに属するギザアーティスト、レコードレーベルはGIZA studioのD-GOです。また、公式ファンクラブは「WANDER-LAND NEO」となっています。

結成までの経緯

WANDSは、プロデューサーの長戸大幸によって結成されました。キーボディストの大島康祐、ギタリストの柴崎浩、ボーカリストの上杉昇の三人が中心となり、1991年の12月に1stシングル『寂しさは秋の色』でデビューを果たします。しかし、1992年にかけて大島が脱退し、WANDSは第2期へと移行します。

ブレークと人気の高まり

第2期の始まりと共に、新たなキーボーディスト木村真也が加入し、WANDSは人気を博していきました。特に中山美穂とのコラボレーションシングル『世界中の誰よりきっと』のヒットをきっかけに、4thシングル『時の扉』やアルバム『時の扉』など、数々のミリオンヒットを生み出します。1993年には、第8回日本ゴールドディスク大賞も受賞しました。

メンバーの脱退と第3期の誕生

しかし、1996年には上杉が自身の音楽活動に対する不満から脱退し、その後柴崎も続きます。残った木村は和久二郎と杉元一生を迎え入れて第3期として活動を開始し、多くのアニメタイアップ曲を発表しますが、2000年に解散を宣言します。

再始動と第5期の活動

解散から19年後、柴崎、大島、新ボーカリスト上原大史が集結し、2019年にWANDSは再始動。その後、木村が新たに加入し、11月には第5期の活動が本格化します。2020年には16thシングル『真っ赤なLip』をリリースし、以降コンスタントに新曲を発表しています。

ライブ活動の状況

ライブ活動については、第2期と第5期が主要な活動期間として知られています。この間、初のライブや特定のフェスティバルへの参加を果たし、各地でファンの前で演奏しました。特に第5期では日本国内のイベントにおいて積極的に演奏を行い、ファンとの交流を深めています。

バンド名の由来

「WANDS」という名称は、タロットカードの「ワンド」から由来し、理想や情熱に向かって前進するという意味が込められています。また、先代と後代のメンバーの名前の頭文字に由来する説も存在します。

メンバー紹介

バンド内において在籍期間が最も長い柴崎ですが、実際の活動期間としては木村が最も長く在籍しています。彼の存在は、メンバー間での音楽スタイルや楽曲制作において大きな役割を果たしています。大島は全期間にわたり何かしらの形で関与してきました。

今後の展望

現在、WANDSは新たな音楽の創作やパフォーマンスを継続しています。2022年には新たなライブツアーが開催され、2023年にはさらなるシングルとアルバムのリリースが予定されています。ファンとのつながりを大切にしつつ、WANDSの音楽は今後も進化を続けることでしょう。

WANDSの音楽とその歴史は、多くのファンに愛され続けており、今後の活動にも期待が寄せられています。

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