上富田インターチェンジ

上富田インターチェンジについて

上富田インターチェンジ（かみとんだインターチェンジ）は、紀勢自動車道に位置し、和歌山県西牟婁郡上富田町にあります。このインターチェンジは、和歌山・大阪方面への上り線と、白浜・串本方面への下り線の接続点として重要な役割を果たしています。特に、田辺市街地や新宮市へのアクセスにおいて、その便利さが際立っています。

利便性の高いアクセス

上り線から田辺市街地に向かう際、上富田ICで降りてから一般道を利用することで、より迅速に目的地に到着することができます。このルートは、特に渋滞を避けたい利用者にとって非常に有用です。また、下り線から新宮市へ向かう場合も、上富田ICでの降車が勧められます。ここからは国道311号線を使うと、よりスムーズに移動できるため、旅行者や地元住民に重宝されています。

道路の構造

上富田インターチェンジは、E42 紀勢自動車道に接続しています。さらに、国道42号の田辺バイパスにもアクセスするため、周囲の交通ネットワークとの結びつきが強いのが特徴です。このような地理的な特性により、多くの車両が集まることから、交通の要所としての役割が強調されます。

歴史的背景

上富田ICの設置に関しては、1998年（平成10年）12月25日に南紀田辺ICから南紀白浜IC間の施行命令が出され、当初から計画が進められました。2006年（平成18年）2月7日には、国土開発幹線自動車道建設会議で、これらの区間が新直轄方式に移行することが決定されました。2015年（平成27年）5月28日には、上富田ICの名称が正式に決まり、同年7月12日に南紀田辺ICから南紀白浜IC間が開通して供用が始まりました。

周辺施設

上富田インターチェンジの周辺には、様々な公共施設や教育機関があります。和歌山県立田辺産業技術専門学院や、朝来駅（JR西日本紀勢本線）が近隣に位置しており、通学や通勤にも便利な立地です。また、上富田町役場や上富田スポーツセンターも周囲にあるため、地域住民にとって重要なインフラとして機能しています。

無料区間の利点

上富田ICは新直轄方式の無料区間に位置しており、そのため料金所が設置されていません。このため、ユーザーは料金を気にすることなくスムーズに通行することができ、特に旅行シーズンや連休時期などには多くの利用者がこちらを訪れます。

まとめ

上富田インターチェンジは、和歌山県における重要な交通のハブとして、様々な目的地への効率的なアクセスを提供しています。その利便性と周辺の充実した施設、さらに料金所がないことによる快適な通行は、今後も多くの利用者に愛され続けることでしょう。

もう一度検索