上山路町

上山路町の概要

上山路町（かみやまじちょう）は、愛知県瀬戸市の東明連区に存在する町名です。この町は、丁番を持たない単独の町名として知られています。町は瀬戸市の南東端に位置しており、周囲には多くの他の町と接しています。特に西側には東山路町、山路町、そして門前町があります。北側には巡間町や南白坂町、東側には東白坂町と豊田市猿投町があり、南側は海上町や豊田市広幡町と隣接しています。

上山路町の地理的特徴は、猿投山の西側の斜面に広がる山林地帯であることです。この地域は、鎌倉時代から室町時代にかけての古窯址が多く残っているため、歴史的価値も高いです。また、上山路川と北山路川という2つの河川が町を流れており、どちらも町の北部を経ている重要な水系です。

学区

上山路町内の学区に関しては、市立の小学校・中学校に通う場合は、エリアごとに指定された学区が存在します。また、公立の高等学校に通う場合についても詳細な学区が定められています。

歴史

町名の由来

上山路町という名前は、かつて赤津村の字名であった上山路から取られたと考えられています。これにより、地域の歴史と文化が色濃く反映されているのがこの町の魅力です。

沿革

この町が正式に上山路町として成立したのは、1943年8月9日のことです。この日、瀬戸市大字赤津の一部が上山路町として分けられ、現在の町名がつけられました。

人口と世帯数

2025年3月1日の時点での上山路町の世帯数と人口は特徴的です。国勢調査を基にした推移は地域の変化を示し、多くの人々が暮らしていることを物語っています。

交通

上山路町には鉄道が走っておらず、最寄りの鉄道駅は名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅や愛知環状鉄道の山口駅です。また、町内にはバスの路線もありませんが、名鉄バスの「東山線」が近くを走っており、その万徳寺前バス停が利用可能です。

さらに、東海環状自動車道が町の南端を南北に貫通しているため、車を利用する際には利便性が高い立地となっています。

施設

上山路町には、赤猿峠展望台という素晴らしい見晴らしの良い場所があります。この展望台は東海自然歩道に設置されており、豊田市広幡町との境界に位置しています。ここからの景色は、地域の美しい自然を堪能できるスポットとして多くの訪問者を惹きつけています。

日本郵便

上山路町の郵便番号は489-0853であり、集配局は瀬戸郵便局が担当しています。町を訪れる際には、この郵便番号を参考にすることができます。

まとめ

上山路町は、歴史ある場所であり、自然環境も豊かな魅力的な地域です。周辺の町々とのつながりや交通の便、自然景観が訪れる人々に多くの体験を提供しており、地域住民だけでなく、観光客にも愛される場所になっています。

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