上 恭ノ介(かみ きょうのすけ)について
上 恭ノ介(Kyonosuke Kami)は、
1950年1月8日生まれの日本の声優、
フリーアナウンサー、
ラジオパーソナリティ、ナレーターです。東京都中野区出身で、声優業界での豊富な経験と確かな技術を併せ持つアーティストとして知られています。
経歴
彼は東京都立中野工業高等学校を卒業後、東京アナウンスアカデミーで専門の技術を学びました。その後、劇団「そこつ」と「河」での活動を経て、リベルタに所属し、本格的に声優業に取り組むこととなります。
1971年には「劇団そこつ」を結成し、数多くの舞台で演技力を磨きました。
1972年には、
TBSラジオの『ヤングタウン東京』で開催されたDJコンテストに出場し、見事5週連続で優勝。グランドチャンピオンの称号を得て、これにより
フリーアナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。彼のアニメでの初主役は、1976年放送の『
恐竜大戦争アイゼンボーグ』の立花善役で、以降も数々の作品に出演しています。
人物像
上恭ノ介は
テノールの声を持ち、特徴的な硬質の声質が魅力です。趣味には英会話、絵画(特に油彩)、
香港観光などがあり、
香港には50回以上訪れているそうです。また、妹が二人おり、家族との関係も大切にしています。
主な出演作品
テレビアニメ
など、多数の作品に参加しています。彼はアニメだけでなく、OVAやゲームの声優も務めてきました。
吹き替え
多くの映画やシリーズの吹き替えも行っており、例えば『
片腕ドラゴン』や『ストリートファイター』など、数多くの作品に参加しています。
ラジオ
フリーアナウンサーとして、彼は茨城放送にて多くのラジオ番組を担当。『恭ノ介の天下御免』や『おっとガッテン恭ノ介』など、さまざまなスタイルのラジオ番組でリスナーを楽しませています。
テレビドラマや特撮
彼はドラマ『
太陽にほえろ!』や特撮『
ウルトラマン80』でも活躍。ナレーションやレポーター業もこなし、幅広い分野でその職能が求められています。
外部リンク
多彩な才能を持つ上恭ノ介は、声優としての高いスキルと豊かな表現力で、これからの活躍にも期待が集まります。