上村篤史

上村 篤史（かみむら あつし）のプロフィール

上村篤史は1984年7月15日に愛知県で生まれたサッカー審判員です。彼は現在、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）やAVAR（アシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー）を担当しており、さらに中学校の教師としても活躍しています。競技の公正を守り、ゲームの進行を円滑にするという重要な役割を果たしています。

経歴

審判資格取得

上村は2011年12月に1級審判員の資格を取得しました。この資格は、日本サッカー界において最高峰の審判員としての証であり、彼はその後、実際の試合で主審や副審としての経験を重ねていくことになります。

Jリーグでの主審デビュー

彼のJリーグ初の主審としての試合は、2017年3月11日に行われたコンサドーレ札幌対セレッソ大阪の試合で、場所は札幌ドームです。この試合は彼にとって重要なステップであり、以降のキャリアにおいても数多くの試合でその手腕を発揮しています。

他のリーグでの経験

上村は、Jリーグだけでなく、さまざまなカテゴリーの試合でも主審を務めています。具体的には、2013年5月3日にガイナーレ鳥取と徳島ヴォルティスの試合でJリーグ（J2）の初主審、2014年3月23日にはY.S.C.C.横浜対FC町田ゼルビア戦でのJリーグ（J3）の初主審を担当しました。また、同年3月16日には藤枝MYFC対Jリーグ・アンダー22選抜戦でJリーグ（J3）の初副審も務めています。

カップ戦での活躍

2018年4月18日には名古屋グランパス対サンフレッチェ広島のカップ戦で初めて主審を担当し、カップ戦でもその才能を証明しました。

大会出場記録

上村は様々な公式戦においても審判を務めてきました。日本フットボールリーグ（JFL）や、Jユースカップ、日本クラブユースサッカー選手権、全国高等学校総合体育大会サッカー競技など、数多くの大会で審判を担当しています。これにより、若い選手たちの成長を見守ると同時に、日本サッカー界全体の進歩にも寄与しています。

教師としての顔

現在、上村は中学校で教師としても活動しており、サッカーに関する教育や指導を行っています。サッカーのルールや競技の重要性を教えるだけでなく、スポーツを通じての公平性やチームワークの大切さも伝えています。教師としての経験は、審判としての専門知識を生かし、生徒たちに良い影響を与えることでしょう。

結論

上村篤史は、サッカー審判員としての経験と知識を持つ重要な人材です。愛知県出身ということもあり、地域に根ざした活動を続けている彼は、サッカー界においても大変重要な役割を担っています。彼の活躍は、未来の審判や選手たちにとっても良いお手本となることでしょう。

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