上條恒彦

上條恒彦について

上條恒彦（かみじょう つねひこ、1940年3月7日生まれ）は、日本の著名な歌手、俳優、声優であり、長野県の出身です。彼の本名も同じで、現在はケイセブン中村屋に所属しています。身長は176cm、体重は75kgです。

経歴

上條は長野県東筑摩郡朝日村で生まれ、朝日村立朝日中学校を経て松本県ヶ丘高等学校を卒業後、1958年に上京しました。上京後は雑貨品問屋での住み込みの仕事や新聞配達、サンドイッチマン、さらには「うたごえ喫茶」での歌手活動など、約15種類の職を経験し、その中で彼の音楽への情熱が芽生えました。1964年には労音に勤め、歌手デビューのきっかけを得ます。

私生活では、1968年に結婚し、長男と次男に恵まれましたが、1979年に離婚。その後、1983年には16歳年下の女優・悦子と再婚し、4人の男児をもうけました。そのうち、末子の駿は俳優として活動しています。

音楽キャリア

彼の音楽活動はNHKの音楽番組『ステージ101』への出演からスタートし、その後、1970年には「六文銭」と共演した曲でグランプリを受賞。その後も彼は、1972年のNHK紅白歌合戦に初出場し、フジテレビの時代劇『木枯し紋次郎』の主題歌も手掛けるなど、数々のヒット曲を生み出します。彼の代表的な楽曲には、「だれかが風の中で」や「珊瑚礁に何を見た」などがあります。

俳優としての活躍

歌手活動だけでなく、上條は俳優としても活躍しており、特に『3年B組金八先生』で社会教師・服部肇役としての演技は有名です。また、数々のドラマや映画にも出演しています。1970年代から90年代にかけて、彼の存在は日本のエンターテインメント界における重要な一翼を担ってきました。

彼はまた、1980年代に丸大食品のCMソングを担当し、多くの人々に親しまれました。1985年には、鳥取県で開催された「わかとり国体」のテーマ曲を歌い、その幅広い才能を示しました。

最近の活動と著書

現在、上條は長野県諏訪郡富士見町に住んでおり、妻の著書に関する生活の様子も出版されています。2013年にはアトリエ・ダンカンとの契約を終了し、ケイセブン中村屋に移籍しました。

上條恒彦は、歌手・俳優としての顕著な実績を持ち続け、今なお多くのファンに支持されているアーティストです。彼の多彩な活動はこれからも続くことでしょう。

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