上海東方体育中心

上海東方体育中心（シャンハイとうほうたいいくちゅうしん、中: 上海东方体育中心）は、スポンサー名義では浦发银行东方体育中心とも呼ばれ、中国・上海市浦東新区に位置する大規模なスポーツ施設です。

概要

2011年世界水泳選手権の開催を契機として建設され、国際的なスポーツイベントに対応できる設備を備えています。総建設費は17億8200万人民元に達し、2008年12月30日に着工、2010年12月28日に竣工しました。

施設内には、以下の主要な施設があります。

主体育館: 15,000人を収容可能で、バスケットボールなどの屋内競技に利用されます。
屋内プール: 5,000人収容。水泳競技に利用されます。
* 飛込プール: 5,000人収容。飛び込み競技に利用されます。

これらの施設は、水泳、バスケットボール、ショートトラックスピードスケート、アイスホッケーなど、多様なスポーツイベントの会場として利用されています。

歴史とイベント

2016年1月30日には、著名なボクシングプロモーターであるボブ・アラム率いるトップランク社が、「リターン・オブ・ザ・キング」と題したイベントを開催しました。このイベントでは、鄒市明と村田諒太という2人の人気ボクサーによるダブルヘッダーが行われ、中国本土におけるボクシングイベントとして注目を集めました。

2019年には、FIBAバスケットボール・ワールドカップの会場の一つとなり、国際的なバスケットボールファンにとっても重要な場所となりました。

アクセス

最寄りの駅は、上海地下鉄の東方体育中心駅です。公共交通機関を利用して容易にアクセスできます。

上海東方体育中心は、スポーツ愛好家にとって重要な施設であるとともに、上海市における国際的なスポーツイベントの開催を支える役割も担っています。

外部リンク

公式ウェブサイト

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