上田悦子

上田 悦子（うえだ えつこ）

上田悦子は、1978年2月16日生まれで、毎日放送（MBS）のアナウンサーとして活躍する女性です。愛称は親しみやすい「えっちゃん」。彼女は、2020年度にアノンシスト賞において「テレビ 読み・ナレーション部門」の優秀賞を受賞し、その実力を証明しています。

人物・略歴

大阪府東大阪市に生まれる上田は、家業の上田電機百貨店を持つ家庭で育ちました。趣味にはスキューバダイビングや日本舞踊があり、結婚後も旧姓の上田を名乗り続けています。市内の四天王寺高等学校を卒業後、大阪大学人間科学部に進学。大学在学中には、今宮戎神社の「福娘」に選ばれた経験もあります。アナウンス技術を磨くために生田教室にも通い、数多くの有名アナウンサーと同窓生となりました。

2000年に毎日放送に入社し、同期には上田崇順や西村麻子がいます。入社後は情報番組『ちちんぷいぷい』をはじめ、テレビやラジオの多岐にわたる番組に出演。2006年には産休に入り、2007年7月に復帰。その期間中、彼女はフルネームで紹介され続け、長期的に人気を博しました。

2008年から2009年までは、MBSラジオの人気番組『ありがとう浜村淳です土曜日です』で渡辺たかねの代役アシスタントを務め、その後も旅情報番組『たびぐみプロジェクト』に参加して取材を行いました。また、2009年10月から放送された『MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ』では、「悦子を鉄子に」というテーマで西日本の鉄道に関するリポートを行い、2010年3月には2度目の産休に入ります。

2011年の復帰後は、『ノムラでノムラだ♪ EXトラ!』の木曜日アシスタントを務め、さらに『上野誠の万葉歌ごよみ』といった番組への出演も果たします。2012年から2014年まで再び『ちちんぷいぷい』のアシスタントに戻り、2014年からはフルキャスターとして、MBSテレビの『VOICE』や『ミント!』のサブキャスターを担当しました。

2021年3月には、アノンシスト賞の表彰式で「歌が聴こえる」の朗読を通じて同僚アナウンサーと共に受賞を果たしました。

毎日放送の歴史の中で、上田は様々な番組に絶えず関わり続け、第一線で活躍しています。近年では、2023年1月に急逝した先輩アナウンサー・高井美紀の後任として『ザ・リーダー』や『皇室アルバム』のナレーターも担当。

2023年からは自身の散策ロケ番組『えつことさんぽ』を放送し、故郷である東大阪市を巡る内容が注目を集めています。

現在の活動

上田は現在、テレビとラジオの両方で不定期にMBSニュースを担当し、新たな企画やSDGsの普及活動にも参加しています。特に、「SDGsのススメ」においては、環境問題にも積極的に取り組んでいます。

まとめ

彼女の多才な活動は、アナウンサーとしての技術を駆使してさまざまなコンテンツに寄与しており、今後の活躍も楽しみです。上田悦子は、ただのアナウンサーの枠に収まらない、多面的な魅力と実力を兼ね備えた存在です。

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