上田清

上田清

上田清（うえだ きよし、1951年9月11日 - ）は、日本の政治家であり、教育者としての経歴も持つ人物です。奈良県大和郡山市長を6期務めています。

生い立ちと学歴

上田清は奈良県出身で、幼少期を奈良市で過ごしました。奈良市立椿井小学校、奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校を経て、1975年に京都大学文学部を卒業しました。

教師から政治家へ

大学卒業後、上田清は教育の道に進み、1975年4月に奈良県立郡山高等学校の教諭となりました。1988年4月には、奈良県教育委員会事務局学校教育課指導主事に就任し、教育行政の分野に携わります。1997年4月には同課課長補佐に昇進し、奈良県の教育行政に貢献しました。

1999年、上田清は政治の世界に足を踏み入れ、奈良県知事選挙に立候補しましたが、柿本善也に敗れました。

その後、2001年6月17日に行われた大和郡山市長選挙に出馬し、元県議の小泉米造、元市議の吉兼和子らを破り、初当選を果たしました。同年7月7日に市長に就任し、現在まで6期連続で大和郡山市長を務めています。2013年に4選、2017年に5選、2021年に6選を果たしています。

市政への取り組み

上田清は、大和郡山市長として、様々な政策を推進してきました。2019年11月28日には、LGBTなど性的少数者のカップルを婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を、2020年4月に導入する方針を明らかにしました。これは、多様性を尊重し、誰もが暮らしやすい社会を目指す上田市政の姿勢を示すものと言えるでしょう。

外部リンク

上田 清 公式サイト

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