上野統括センター

上野統括センターについて

上野統括センターは、東日本旅客鉄道（JR東日本）に所属する組織であり、主に首都圏の駅、運転士、車掌の管理を行っています。2024年10月1日に上野営業統括センターと上野運輸区が統合されて新たに設立され、その後2025年3月15日には田端統括センター及び北千住営業統括センターの一部と合併されることが予定されています。不動の交通網を支える重要な役割を担うこのセンターは、地域のユーザーに快適な移動を提供することを目的としています。

所管する駅

上野統括センターが監督する駅は以下の通りです。

• - 上野駅（所長所在地）
• - 御徒町駅
• - 鶯谷駅
• - 日暮里駅
• - 西日暮里駅
• - 田端駅
• - 尾久駅
• - 三河島駅
• - 南千住駅
• - 北千住駅

特に、御徒町駅、鶯谷駅、西日暮里駅、南千住駅はJR東日本のステーションサービスに業務を委託されています。

乗務ユニットと担当線区

上野統括センターには2つの乗務ユニットが設置されています。ひとつは上野駅構内にある上野乗務ユニットで、主に次の線区の運転士を担当しています。

• - 常磐線（東京～勝田）
• - 宇都宮線（東京～宇都宮）
• - 高崎線（東京～籠原）
• - 東海道線（東京〜品川、上野東京ラインの一部）
• - 湘南新宿ライン（新宿～宇都宮・高崎）
• - 武蔵野線（西船橋～府中本町）
• - 武蔵野貨物線
• - 京葉線（OM検査入場のみ）

車掌は以下の路線を担当しています。

• - 常磐線（東京～勝田）
• - 宇都宮線（東京～宇都宮）
• - 高崎線（東京～高崎）
• - 東海道線（上野東京ラインの一部）
• - 湘南新宿ライン（新宿～宇都宮・高崎）
• - 総武本線（金町〜新小岩操）
• - 武蔵野線（西船橋～府中本町）
• - 京葉線、中央本線、武蔵野貨物線、東海道本線、横須賀線など

もうひとつは田端駅近傍の田端乗務ユニットです。こちらでは「TRAIN SUITE 四季島」を含む工事用臨時列車や配給列車の運転士も担当しています。

歴史

上野統括センターの設立は以下の流れで進んできました：

• - 2022年7月1日 - 上野営業統括センターが発足。
• - 2023年6月1日 - 北千住営業統括センターと田端統括センターが設立されました。この際、田端運転所が廃止されたことも特筆すべき点です。
• - 2024年10月1日 - 上野営業統括センターと上野運輸区が統合され、上野統括センターが創立されました。
• - 2025年3月15日 - さらなる統合が行われ、田端及び北千住営業統括センターの一部が上野統括センターに組み込まれます。この結果、田端統括センターと北千住営業統括センターは廃止されます。

地域の交通インフラを支える上野統括センターは、日常的な運営に加え、さまざまな列車の運行や乗務員の管理を効率的に行うことが期待されています。

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