上高地ホテル白樺荘

上高地ホテル白樺荘について

上高地ホテル白樺荘は、長野県松本市安曇上高地に位置する歴史あるホテルです。1927年に丸西食堂「白樺」として創業し、その歴史は90年以上に及びます。創業者の鳥居松次郎氏から始まり、長きにわたり上高地を訪れる人々に愛されてきました。

歴史

1927年: 丸西食堂「白樺」として創業。
1953年: 有限会社白樺荘設立。
1960年: 本館新築。
1967年: 第一新館竣工。
1970年: 第二新館竣工。
1985年: 本館改築。
1990年: 直営フレンチレストラン「ル・ブラン」オープン。
1991年: 政府登録旅館になる。
1992年: 株式会社へ組織変更。
1997年: 直営コレクションショップ「L.B.コレクション」オープン。
2004年: 本社ビル「ル・ブランビル」竣工、レストラン「ル・ブラン」移転。
2004年: 白樺自然学校開校。
2004年: 直営日本食懐石レストラン「源池茶寮」オープン。
2008年: 創業80周年パーティーをまつもと市民芸術館にて開催。
2010年: 直営日本食懐石レストラン「源池茶寮」本社ビル「ル・ブランビル」4階へ移転新装オープン。
2013年: エントランス横に喫煙スペース新設。
2014年: 一部客室にシモンズ製のベッドを導入し「畳の洋室」を新設、夕食も洋風懐石料理へ。
2015年: ネイチャーガイドツアーをホテル営業期間中は毎日実施へ。
2017年: ホテル改装3ヶ年計画スタート、「和のホテル」として客室28部屋を和室から洋室へリニューアル。
2018年: 1Fレストラン「ラ・ベルフォーレ」をリニューアルし、穂高連峰を正面に望むテラス席を新設。
2019年: 過去3ヶ年に渡る改装改修工事の最終年。パブリックスペースを中心にフロント、エントランスをリニューアル。
2020年: 6月ホテル主催のミニ開山祭、アルペンホルンの演奏やネイチャーガイドツアーなどを催行。
2022年: 4月ホテル主催のミニ開山祭、穂高神社より招きロビーにて巫女の舞で開山を祝う。

施設

ホテルは3階建てで、大型売店「ショップ白樺」とテイクアウトカフェ「カフェ小梨」を併設しています。

ショップ白樺: 2019年にリニューアルされ、洋菓子、信州の工芸品、コンビニ商品、アウトドアグッズなどを販売。ジャンボコロッケ、おやき、ジェラートなどのテイクアウトも人気です。
カフェ小梨: 2019年にリニューアル。カレー、カツ丼、ソバなどが楽しめ、カフェコーナーも新設。テラスからは河童橋を一望できます。
レストランテラス: 2018年に新設された穂高連峰を望む絶景のテラス席では、ランチやカフェメニューを提供しています。ジャンボモンブランは、旅行雑誌などでもよく取り上げられています。
* 上高地ミューゼ: 3階にある談話室で、河童橋を見下ろすことができます。野鳥の写真展示や木のアートなど、自然について遊びながら学べる空間です。

客室

客室は和室と洋室があり、全55部屋。眺望や設備によって4つのタイプに分かれます。2014年より和室から洋室へのリニューアルが進められ、現在は全体の7割が洋室となっています。穂高連峰を正面に望む客室は特に人気が高く、1階テラス付き客室にはハンモックが設置されています。2017年以降にリニューアルされた客室には冷暖房エアコンが完備されており、全室で高速インターネット回線が利用可能です。

料理

2014年からフレンチのコース料理が夕食に提供されています。信州牛、岩魚の塩焼き、信州サーモンなど、地元の食材を使った料理も楽しめます。朝食は2009年から和洋バイキング形式で、各地から取り寄せた日本酒やワインも豊富です。日本酒ナビゲーターも複数在籍しています。

上高地白樺ネイチャーガイド

プロのガイドによるネイチャーガイドツアーを毎日開催しています（2023年7月現在、1時間半1500円）。植物や野鳥など、上高地の自然を満喫できます。予約なしで参加できる河童橋周辺の1時間ツアーも、午前と午後に2回ずつ開催しています。週末や夏休みには、早朝ガイド、明神池ネーチャートレイル、大正池ネーチャートレイル、クラフト教室、スターウォッチングツアーなども実施しています。

交通・アクセス

上高地バスターミナルから徒歩5分、河童橋を渡ったすぐ正面に位置しています。上高地で人気の明神池や大正池へも、ホテルから往復3時間で行くことができます。

関連施設

上高地アルペンホテル、上高地帝国ホテル、上高地ルミエスタホテル、上高地西糸屋ホテル、上高地温泉ホテル、五千尺ホテル上高地などが近隣にあります。

外部リンク

上高地ホテル白樺荘)
レストラン　ル・ブラン)
源池茶寮)

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